【京阪神】地域における混雑と飲食店巡り及び宿泊拠点について(京都市)

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。

ここしばらくは部屋が乱雑にならず整理整頓が徹底できています。
部屋が散らかっていないと物を探す時に、苦労せずにすぐに見つける
ことができます。

地味なれど毎日10分程度清掃の時間を作って、快適な住環境を維持する
のは心身ともに良いと確信いたします。

さて、今回は「京阪神」にスポットを当てていきます。西日本の中心部で
日本で2番目に大きい都市圏です。京阪神なので京都・大阪・神戸の3回に
分けて紹介いたします。神戸大阪は既にスポットを当てたので、今回は
最後となる京都を紹介いたします。

混雑具合や観光地へのアクセス、飲食店や宿泊拠点を中心としたものを
紹介します。京都に関しては良い意味でも悪い意味でも他と決定的に
違う事情があるので、それを踏まえて臨むのが良いでしょう。

 

 

■京都市は良い意味でも悪い意味でも人が多すぎて混雑する
もうわかっていることですが、人が多すぎる。これに尽きます。
なぜ多いかというのも観光客が多いから。近年は国内より国外の観光客
が圧倒的に多いです。

戦災を免れたことにより歴史的建造物・遺構の多くが残っていること、
風光明媚な自然と歴史伝統が色濃く残る京都でなければ、体験できない
ものがあると考える方は多いこと、このあたりが人気の理由でしょう。

千年の古都の歴史というものは他にはない、大きなアピールポイントと
なります。基本的に観光する場合、日常で体験できないもの(非日常)を
体験したいというのが、大きな動機となるからです。

京都市は観光地としては極めて優秀です。コンパクトながら観光スポット
が多く、徒歩で巡ることができます。遠い場所も列車やバスでアクセス
可能です。

戦災を免れたことで残ったということは、新しく再構築するのが困難に
なったとも言えます。この辺は大阪、神戸と異なる点です。

 

 

■根本的な問題として京都市の道路構造自体が渋滞しやすい
日本の主要都市は戦後の復興計画で道路網を整備及び拡張したのに戦災を
免れた京都市は平安京時代からの碁盤の目状の道路網を今も残しています。

更地となっていればそれを前提に計画を練りますが、既存のものが残って
いれば、わざわざそれを潰す発想はしないので致し方ない部分があります。

道路側を改善できないなら、自動車の流入を減らす対策が必要です。
となると鉄道網を充実できればと考えますが、京都市はターミナル駅が
分散しています。それゆえ鉄道が不便だから結局バスに集中する。

例として出町柳駅・三条駅(京阪)、京都河原町駅・四条烏丸駅(阪急)と
京都駅(JR、近鉄)と分かれています。大阪と神戸がある程度まとまって
いるのに京都はこれでもかというくらい分かれています。
ターミナル駅間の移動で地下鉄を使おうとするも、十字に路線が敷かれて
いるため、使い勝手が悪いです。そんなわけでやはりバスに集中する。

京都市に関しては列車よりもバスの方が便利に移動できるため自動車の
流入を減らすことはできず、混雑事情は変わらず。
列車で行ける観光地が限られているため、列車で行けない観光地は
どうしてもバスで移動となります。

 

 

■知恵と工夫を凝らして
混雑具合を解消するのは事実上不可能なので、観光地へ出向くなら
事前の段取り(移動ルートの下調べなど)をしたうえで出向きましょう。
初めて京都観光する人なら次に紹介するどれかから見るのが良いでしょう。

どこに行くとしても早い時間帯に行けば混雑を避けることができます。
混雑を避けたい方は早起きして行動しましょう。
それでも混雑することがありますが、その時は諦めましょう。

【主な観光地】
元離宮二条城
ニデック京都タワー
東寺
八坂神社
賀茂御祖神社(下鴨神社)
北野天満宮
三十三間堂
貴船神社
嵐山竹林の小径
天龍寺
伏見稲荷大社
平安神宮

下記は列車だけではアクセスが困難です。
バス、タクシーも使ってください。

清水寺
金閣寺
東山慈照寺(銀閣寺)

ほとんど神社仏閣だなぁと思います。何度か巡ればそのうち興味を
持つ施設も増えるでしょうから、思うままに巡ってみましょう。

 

 

■飲食店や宿泊拠点
観光都市だけあって飲食店や宿泊拠点は充実しています。
ターミナル駅周辺ならさらに充実しているでしょう。

飲食店については週末のように混みあう場合、予約するのが無難です。
お店が多いので繁忙期でもない限り並べばどこかで飲食できます。
今回は一例としていくつかお店を紹介します。

 

すみび和くら 京都ヨドバシ店

炭火焼とひものが評判のお店です。また季節メニューも秀逸でどの季節に
訪れても満足できます。写真のなかにおでんがあります。これは冬の季節
に提供されるメニューです。

この日はしっかり食事するというより、会話をメインに食事は控えめと
したためお腹はさほど膨らみませんでしたが、一品一品を店内が忙しい
ときにも時間をかけず素早く提供してくれました。落ち着いた雰囲気な
ので、しっかり話をするときに重宝するお店です。

 

 

京都 花の舞 京都駅中央口店

海鮮、京料理、鍋、揚物、寿司など種類問わず豊富なメニューが揃います。
苦手な食べ物がある方でも何かしらはいただくことができるので、深く
考えずに入店して、メニュー見るのが良いでしょう。

今回立ち寄った際にはコンセプト(鍋の食べ比べ)を決めていたので
合鴨のハリハリ鍋、軍鶏鍋をいただきました。
少人数で使える個室もあるので、希望する場合は予約を入れましょう。

 

 

三重人 京都ポルタ店

みえまぐろ、桑名産天然蛤、松阪牛と地域の酒が楽しめる素敵な
お店です。三重が誇る食材を盛り込んだ料理を楽しめます。
今回はアラカルトで注文しましたが、定食メニューが充実して
おり、夜でも食べることができます。

 

 

Sobremesa

“ソブレメサ”とはスペイン語で食事の後のひと時という意味です。
騒がしくなく、静かすぎずリラックスできるのと、ムードが良く
快適な時間を過ごせます。スペイン料理を余さず堪能するなら
sobremesaで決まりです。

パエリアは〆に是非とも食べてほしい一品です。調理に30分程度
時間を要するのでそれを踏まえて注文してください。
ハム、チーズ、アヒージョ、カルパッチョ、パエリア、ワインなど
提供される全ての品が美味しく、ワインが捗って食後は大満足です。
ランチも好評ですが、個人的にはディナーで多くの品を味わって
ほしいです。

山科区ということで京都市の中でも人の混雑具合はマシになります。
ぐでぐでは京都の中ではまぁまぁ山科に足を運びます。落ち着ける
のと、交通の便が良いこと、主要なお店が駅周辺に揃っている点が
気に入っています。人が多すぎないという点でも十分に魅力です。

静かにゆったりと山科疎水毘沙門堂で桜や紅葉を眺められるの
で、混雑を避ける場合はおススメできます。
近年は徐々に知名度がアップしているのでいつの日か人が増えす
ぎるという未来が来るかもしれません。

 

なお、宿泊拠点については数はあれどそれを上回る需要があるため
予約をしてから観光としましょう。あとは場所と設備と価格でいい感じ
のバランスを取るようにしてください。
選り好みしなければ泊まれます。

 

 

■まじピンチ
京都市は実は財政的にはかなり危うい立場にあります。
もしコロナ禍が続いていれば「財政再生団体」へ転落していた可能性
がありました。幸いにも市民サービスの見直し、訪日客の増加なども
あって最近は黒字になっています。しかしながら20年近く赤字が続いた
こともあって、数年黒字になった程度では「焼け石に水」と言えます。

また何かをきっかけに赤字に陥る可能性もあるので、楽観視すること
はできません。平成初期に行った多数の都市基盤整備に費用をかける
ものの、特に地下鉄の利用者は低迷しており、赤字が毎年増えていく
悪循環となっていました。

近年は黒字になったものの多額の企業債残高を抱える厳しい状況は
今後も続きます。
まだまだ油断できず綱渡りのやり繰りが求められます。

 

 

■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
匠本舗ではカニを筆頭に様々な海産物を取扱いしております。
ネットショップ大賞を10年以上連続で1位との実績がありますので
強くおススメいたします。どうぞ素敵な食卓を楽しんでください。