皆さんこんにちは!
匠本舗スタッフのひぐちです!
世界中の都市で人気を博す大規模フードホール、タイムアウトマーケットが、ついにアジア初上陸を果たしました。2025年の大阪・関西万博に先駆けて梅田にオープンした「タイムアウトマーケット大阪」は、地元を熟知したメディア『Time Out』が厳選したトップシェフやレストラン、バーが集結する話題のスポットです。「実際のところ美味しいの?」「どんな雰囲気?」と気になっている方も多いはず。
今回の記事では、実際にタイムアウトマーケット大阪に足を運んだ私が、気になるお店のメニューや雰囲気、そして肝心な”味”について、正直な感想を徹底レビューします!
それではいってみましょう!
そもそもタイムアウトマーケットって何なの?
「タイムアウトマーケット」は、1968年創刊の地域密着型シティガイド『Time Out(タイムアウト)』が手掛ける大規模なフードホールです。そのコンセプトは、メディアの編集者が街のトップシェフや人気レストラン、バーを厳選し、一堂に集めるというもの。
来場者は、そこで食を楽しみ、他の人々との交流を深め、さらには地元アーティストによるライブパフォーマンスなどを通じて、“街”そのものの文化を体感できるのが大きな魅力です。
2014年にポルトガルのリスボンで初めてオープンして以来、世界各地に展開。そして2025年には、大阪・関西万博に先駆けて、アジア初の「タイムアウトマーケット大阪」が梅田にオープンしました。
店舗名 | タイムアウトマーケット大阪 |
住所 | 大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪南館 地下1階 |
営業時間 | 11~23時(L.O.22時30分) |
公式サイト | https://www.timeout.jp/time-out-market-osaka/ja |
タイムアウトマーケット大阪に実際に行ってみた感想
今回は休日の15時頃に訪れたため、ランチタイムのピークを過ぎた時間帯。おかげでスムーズに席を見つけることができ、待つことなく座れました。
どんなお店があるの?
タイムアウトマーケット大阪には、和食・洋食・中華・アジアンフード・スイーツ・バーなど、本当に幅広いジャンルのお店があります。
クシアゲ ゼロゼロイチ(Kushiage 001)
ミシュランの「ビブグルマン」に連続で選出された創作串揚げ店「クシアゲ ゼロイチゼロ」の姉妹店です。世界の料理からインスピレーションを得たユニークな創作串揚げや、季節ごとの厳選食材を使ったメニューを、カジュアルな雰囲気の中で楽しむことができます。新たな串揚げの魅力を発見できるでしょう。
あやむ屋
大阪で初めて焼き鳥でミシュラン一つ星を獲得した名店が、新たに手掛ける鶏料理専門店です。細部にまでこだわった味のバランスが特徴で、誰もが慣れ親しんだ鶏の唐揚げやチキンカツサンドといったメニューに、新しいおいしさを追求しています。鶏肉本来の旨味を存分に味わえる一軒です。
喜多郎寿し
シャリ少なめ(シャリコマ)のスタイルと、そのコストパフォーマンスの高さで大阪の寿司好きを唸らせてきた人気店です。市場から直送される旬の魚には、職人の丁寧な仕事が施されており、ネタの旨味を最大限に引き出しています。目の前で寿司を握る職人の活気ある様子も、この店ならではの魅力です。
魏飯焼味(ギハンシュウメイ)
京都の中華料理の名店「創作中華 一之船入」のオーナーシェフがプロデュースする新ブランドです。本場香港のローカルフードである「焼味(シューメイ)」を提供しており、熟練の焼味師が丹念に焼き上げたクリスピーポークや香ばしいローストダックなどを味わえます。本格的な香港の味を楽しみたい方におすすめです。
渡邊咖喱(WATANABE CURRY)
鯛と鶏の2種類の出汁をベースに、スリランカ産のスパイスを巧みに融合させた独創的なカレーが特徴の専門店です。定番の「チキンカリー」のほか、羊肉のキーマカレーとのあいがけや、スパイスとんかつカリーなど、個性豊かなメニューが揃っています。他では味わえない、奥深いスパイスカレー体験ができます。
気になるメニューを実食!
今回選んだお店は牛骨ラーメンが看板の「座銀 DIVeRSITY」さんです。
「鶏soba座銀」がタイムアウトマーケット大阪のために手掛けた「座銀 DIVeRSITY」は、“多様性”を追求したラーメン店です。豚不使用の「牛骨ラーメン」は、牛の旨みが凝縮された深い味わいが特徴。また、動物性食品を使わない「ビーガンラーメン」は、野菜コンソメスープにグルテンフリー麺、10種のハーブが添えられ、食べ応えも抜群です。店長は「今までラーメンを食べられなかった方にも楽しんでほしい」と語り、心を込めた究極の一杯を提供しています。
座銀 DIVeRSITYのメニュー
座銀 DIVeRSITYでは、その店名に込められた「多様性」を体現するかのように、多彩なメニューが揃っています。看板メニューの牛骨ラーメンはもちろん、動物性食品不使用のビーガンラーメン、さらには和牛丼まで、あらゆる食の好みに応えるラインナップを提供しています。
メニュー名 | 値段 |
ラーメン+和牛丼セット | ¥2,000 |
牛骨ラーメン(白湯) | ¥1,500 |
牛骨ラーメン(清湯) | ¥1,500 |
ビーガンラーメン(清湯) | ¥1,500 |
和牛丼 | ¥650 |
炙り肉寿司 | ¥550 |
大山鶏クリスピーチキン | ¥550 |
味の感想
今回は、「牛骨ラーメン+和牛丼セット」を注文しました。
一口スープをすすると、まさにその瞬間に牛肉の豊かな風味が口いっぱいに広がり、思わず「美味しい!」と声が出ました。スープは、豚骨とはまた異なる、牛ならではのリッチで深みのある味わいが特徴です。こってりしすぎず、しかししっかりとした旨味があり、後を引く美味しさでした。
そして麺は、つるつるとした食感でスープによく絡み、牛肉の旨味を余すことなく楽しませてくれました。一般的なラーメンとは一線を画す、上質で新しい一杯。ぜひ一度体験していただきたい味です。
タイムアウトマーケット大阪のメニューは高いの?
今回いただいた牛骨ラーメンは、一般的なラーメンと比べるとやや高めの価格設定でしたが、気軽に手が出せる範囲でした。しかし、他の店舗のメニューに目をやると、一品で2,000円から5,000円といった価格帯が多く、料理のボリュームを考慮すると正直なところ「安い」とは言えない印象でした。
しかし、厳選された店舗が集結しているというだけあり、提供される料理の味については、総じて非常に高いレベルにあると感じました。
まとめ
今回は、アジア初上陸で話題のタイムアウトマーケット大阪を徹底レビューしました。メディア『Time Out』が厳選しただけあって、集結する店舗の料理はどれもハイクオリティ。今回実食した「座銀 DIVeRSITY」の牛骨ラーメンは、牛肉の旨味が凝縮された上質な一杯で、一般的なラーメンとは一線を画す美味しさでした。価格帯は全体的に高めではあるものの、その味のレベルは非常に高く、満足感を得られること間違いなしです。大阪の新たな食の聖地として、友人や家族と様々な国の料理をシェアするのも楽しいでしょう。ぜひ一度、その雰囲気と味を体験しに足を運んでみてください。