【春が来た】花見の時期がやってくる~花見の歴史をご紹介

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『スタッフぐでぐで』です。
そろそろ、桜が開花して花見の時期が到来することとなります。

ここ数年は新型コロナウイルスの感染症対策などの事情あって
花見を満喫する機会が少なかったと思われます。2023年の春こそは
堂々と楽しみたいとお考えの皆さまも少なからずいるでしょう。

今回は花見の歴史を紹介いたします。過去に触れて現在と未来を
満喫しましょう。

 

 

■花見と言えば「桜」
今の時代で花見で見るものは桜です。平安時代以降は花見の主役は
桜です。では、平安時代以前はどうだったかというと、梅が花見の
主役だったりします。

この辺りは万葉集や古今和歌集で記録されている書物から歌(和歌)
の流行を読み取ることができます。
江戸時代に入るまでは大衆化されておらず、将軍や貴族など限られた
層でしか、花見は行われておりませんでした。

 

■大衆化された江戸時代
飛鳥山(東京・北区)や御殿山(同・品川区)、隅田川の土手など
に桜を植え、庶民に開放しました。江戸時代に大規模な植樹を行った
ことをきっかけに、桜の木の下で宴会を楽しむ現在の花見のスタイル
が広まりました。

 

■桜餅「長命寺」と「道明寺」について
花見に団子はつきものです。定番の1つである桜餅は塩漬けした桜の葉
で巻かれ、爽やかな葉の香りを楽しめます。大別すると「長命寺」と
「道明寺」と呼ばれる2種類に分別されます。

長命寺は関東で、道明寺は関西で縁ある品となります。
東日本、西日本で様々な違いが伝えられていますが、桜餅もその中の1つです。

【長命寺】
小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いたクレープ状のお餅です。
享保2年(1717年)、隅田川沿い長命寺の門番が桜の落葉掃除に悩まされて
考案し売り出されたことから、「長命寺」または「長命寺餅」と呼ばれています。

【道明寺】
道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたもの)で皮を作り餡を包んだ饅頭状
のお餅です。道明寺粉のつぶつぶした食感が特徴で、「道明寺」または「道明寺餅」
と呼ばれています。

長命寺、道明寺ともに桜の葉の塩漬けで包んでいます。葉に包むことで桜の香りや
塩気がついて独特の風味を醸し出すようになっています。

 

■花見の楽しみ方

【日中に楽しむのか、夜桜を楽しむのか。】
日が昇っている温かいときに楽しむのが定番ですが、ライトアップの設備が用意
されているところでは、夜とライトアップで演出される夜桜を楽しむのも一興です。
夜は寒くなるので、しっかり防寒対策をしましょう。

小さなお子さんと楽しむ場合は、ご家族の目が行き届く環境で安全に楽しみましょう。

 

【宴会を楽しむのか、散策を楽しむのか、芸術を楽しむのか】
古来より花見といえば宴会がつきものです。そして、宴会といえばお酒です。
周りの方へ迷惑をかけない範囲で大いに楽しみましょう。

宴会以外の楽しみでは、散策でしょうか。桜がいっぱい咲いている中をのんびり歩いて
いくのは、心がとても穏やかになり何とも心地よいものです。健康にもつながるので
ご自身のペースで歩いてみてください。

「スタッフぐでぐで」がここ数年で楽しんでいる方法は芸術と楽しむでしょうか。
昨年、一昨年は宴会をできるような環境ではないし、人が密集するので散策もできません
でした。そのため、綺麗な風景を目に焼き付ける。写真を撮るなどの楽しみを覚えました。

皆さまもマナーを守って、ご自身にあった楽しみ方を模索してみてください。

 

■おわりに

さて、『【春が来た】花見の時期がやってくる~花見の歴史をご紹介』について
いかがだったでしょうか。

昔は花見と言えば梅だった時代があったことについて、皆さまはご存じでしたか。

気になることがあれば、調べるクセを習慣づけしておくと、年齢を重ねても常に
知識のアップデートができます。

雑学なので、生きるうえで役に立たないことが多いですが、知っておくと日々の
生活で楽しみが増えます。少しでもよいので興味を持つ範囲を増やして、これから
の皆さまの人生が豊かになるよう、切実に願っております。

 

 

■おわりに
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また、当店はおせち以外にもカニを販売しております。
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