青森・北海道を巡る ③特急オホーツクに乗る

こんにちは。

前回の函館から夜行バスで札幌まで移動してきました。

朝5時半前に札幌駅に到着。

今回は「キハ183系特急オホーツク」に乗車してきました。

特急オホーツクは札幌から道東の網走を結ぶ特急列車です。

この特急にはJR北海道で唯一の国鉄型車両を使用したキハ183系が使用しております。

かつては函館を結ぶ「北斗」

道東釧路や帯広へ向かう「おおぞら」「とかち」

道北の稚内へ向かう「サロベツ」など北海道中の特急に使用されていましたが、

残すところこの「オホーツク」と旭川発着で同じく網走へ向かう「大雪」のみとなりこの両列車も3/17をもって別の車両に置き換えられる事となりました。

今回は短い距離ですがオホーツクに乗って札幌~滝川を往復してきました。

札幌駅にやってきました。今回乗車するのは札幌6:56発のオホーツク1号です。

この列車は札幌を出ると
岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川、上川、白滝、

丸瀬布(まるせっぷ)、遠軽、生田原、留辺蘂(るべしべ)、北見、美幌、女満別、網走の順に止まります。
終点網走には12:17に到着、なんと5時間21分かけて走るんです!
距離にして374.5km。東京からで換算すると名古屋の少し先位の距離に値します。

この列車に札幌より乗車しました。
6:56 汽笛を鳴らしながら札幌を出発

千歳線の特別快速エアポートと並走しながら列車は函館本線を走行。

石狩平野を進んでいきます。

キハ183系の大きな特徴として前面展望が楽しめます。

JR北海道の車両で前面展望が楽しめるのはこの車両だけ!

7:23 岩見沢に到着。札幌からの普通列車の大半は当駅で折り返しします。

7:35 美唄に到着。

7:48 砂川に到着。

7:54 滝川に到着しました。ここまででも1時間近く経過していますが、オホーツクにとってみればほんの序章に過ぎません。

列車は網走に向けて出発していきました。

さて少し時間を空けて今度は滝川10:22発車のオホーツク2号で札幌へ戻っていきます。

帰りはグリーン車が空いていましたのでグリーン車で移動していきます。

キハ183系グリーン車の特徴はハイデッカー仕様になっているという点です。

左側の窓に注目してみると上に向かって少し曲がっているのが見えますか?

この構造のおかげで普通車に乗った時よりも少し高い所から景色を眺める事が

出来ます。

帰りのオホーツクは行きの列車よりも停車駅が少なく、滝川を出ると

岩見沢、終点札幌の順に止まります。

行きの列車よりも高い位置から北の大地の景色を楽しみながら札幌へと向かいます。

そして11:19 終着札幌に到着しました。

今回の車両がこれです。さっきの色と違いますよね?

これは1986年にこの車両がデビューした当時の塗装を復刻したもので

この車両とグリーン車の合計2両しかないんです!

ちなみにグリーン車の復刻塗装は…

 

さっきまで乗っていた1号についていました。

さて札幌到着は11:19

この日はまだ半分以上残っているのでどうしても行きたかった所に行くことにしました。

それは「北海道鉄道技術館」です!

札幌駅の隣にある苗穂駅から15分くらい歩いた苗穂工場の中にある鉄道についての

資料を展示しているところになります。

ここはなんと月2回第2、第4土曜日の13:30~16:00までしか開いていないんです!

今回は運良く第2土曜日だったので行くことが出来ました。

入るとまず目につくのが

上の車両はキハ82という車両で北海道で初めての気動車特急で昭和36年に登場した車両です。

下の車両はアルファコンチネンタルエクスプレスという車両です。

キハ56系という急行型車両をリゾート用に改造した車両です。

この車両は当時バブル景気真っ只中であった昭和60年スキーブームもあった事から「ホテルアルファトマム」と「狩勝コンチネンタルホテル」

宿泊者向けに貸切る事を条件に専用車両を作る様に申し出この車両は完成しました。

他にも展示物が鉄道についての展示物が豊富です。

時間があった時は是非行ってみる事をおすすめします。

北海道鉄道技術館ホームページ

http://www.jrh-zaidan.or.jp/business/page01.html

またキハ183系は最後に臨時列車として何回か走行します。

詳しくは下記ホームページをチェックしてみて下さい!

https://www.jrhokkaido.co.jp/kitanokiha183/

他にも北海道では多くの特急列車が走っています。

是非列車を利用して北海道を旅してみてはいかがでしょうか

https://www.jrhokkaido.co.jp/