【料亭紹介】北新地『はし本』~もてなす心に柔らかな心へ~

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。約2ヶ月ぶりで投稿する
『スタッフぐでぐで』です。大多数の地域で梅雨入りしていると
思いますが、外出が億劫になったと嘆かず雨でも楽しめる生活を
心掛けたいものです。
足元が滑りやすい時期なので、歩くペースはゆっくりと。

 

■北新地~はし本
今まで料亭巡りするときは遠めの地域(福岡、東京)で観光の話も
交えていましたが、この時期の遠出は何かとトラブルに巻き込まれ
やすいため、匠本舗から最も近い『はし本』へ足を運んでみました。

北新地(大阪)を歩くとそれなりの確率で知り合いに会うことがある
ので、普段は積極的に立ち寄る場所ではありません。
ただ、当店と関りのあるお店を紹介するよい機会に恵まれたので、
このタイミングで皆様にお伝えいたします。

和食本来の味にこだわり、旬の厳選された素材を活かした数々の
料理が私を待っております。
さて、『ぐでぐで』は基本的に好きな料理を選ぶ食べ方で楽しみ
ますが皆さまはいかがでしょうか。大人数ならコース料理も
ありますが、今回は好きな料理を選ぶ形で楽しむことといたします。

 

 

■お店の雰囲気
今回はゆったり過ごしたいとの思いからディナーで訪問しましたが、
ランチの時間もしっかり営業しています。ランチの場合は混み合って
いるのでゆっくりはできず、何より昼休憩は1時間なので2時間以上
の滞在は何かと無理が生じます。

昼はカウンターでテキパキとお料理を平らげ、夜は個室でじっくりと
1品1品を楽しむのがよいでしょうか。

はし本には個室は3つあります。そのうち4名用と6名用については
仕切りを外すと12名近く入ることができるので、宴席などでも使う
ことができますね。今回の使用した個室は4名用と6名用から離れた
場所にある3~4名の個室になります。

1名~2名でも使うことができますが、事前の予約は必須です。
完全個室なので周りを気にせずにゆっくり寛げるのが、何とも素晴ら
しいです。心理的に平穏であることは、心身がベストな状態を維持で
きます。万全の状態で、数々のメニューを楽しめます。

 

 

■こだわりの部分
記念日や接待などで事前に『宴席』の主旨を伝えてお願いすれば細や
かな配慮やニーズに沿った品を提供してくれます。どういった内容を
伝えればいいのか迷う場合は4種類の懐石「花」「月」「雪」「雅」
からチョイスするのが良いでしょう。季節によって内容が移り変わる
ため、同じ懐石でも食べる時期によっては様々な変化を楽しめます。

舌鼓を打つだけでなく、見た目で楽しめるのが懐石料理の素晴らしい
ところです。

あとは立地も見逃せません。北新地の最寄り駅は北新地駅(JR)
ですが、徒歩で大阪駅(JR)や大阪梅田駅(阪急、阪神)、梅田駅
や東梅田駅や西梅田駅(大阪メトロ)から容易にアクセス可能です。

遠方の方なら、新幹線で移動して新大阪駅で在来線に乗り換えます。
大阪駅まで1駅なのであっという間に到着するでしょう。

 

 

■ここからはお料理メニューについて
前段の話が長くなりましたが、ここからは本記事のメインとなる
御料理の数々となります。各料理に添えられた茶器(器)の模様や
色使いも楽しんでいただけると幸いです。

お酒は1杯目だけ生ビールで後は全て、上善如水です。その名の通り
水の如く美味しくいただきました。(画像はありません)

 

1.イサキの酢味噌焼き
⇒いわゆる突き出しメニューですが、通常のメニューに欲しいくらい。
口の中にスルリと入って味噌との相性が良く美味でした。

 

2.本まぐろ中とろと赤身盛合せ
⇒器の色が赤身をより際立たせてくれます。それなりによく食べて
いるので食感も慣れたものです。ワサビとタレが口の中で合わさり
とても美味しく、お酒も良い感じにペースアップできます。

 

3.たこぶつポン酢
⇒器に綺麗に収まった『たこ』とキュウリやワカメなどの添え物が
より『たこ』の存在を引きたたてくれます。

 

4.いぶりがっこクリームチーズ
5.奈良漬クリームチーズ
⇒パっと見判別つきませんが、瓢箪の皿にある方が『いぶりがっこ
クリームチーズ』で手前が『奈良漬クリームチーズ』です。
酒肴ということで箸休め用に注文しました。どちらもピリッとした
味で味覚の感覚がリセットされます。

 

6.水茄子浅漬け
⇒好みがわかれるかもしれませんが、単純に好物なので選択しました。
日本酒と合うので飽きずに食べ続けることができますね。

 

7.こだわり玉子の出し巻き
⇒お約束の出汁巻き玉子です。そのまま食べても良し、味付き大根の
おろしで味の変化を楽しむもよし。というか半分ずつ試しました。

 

8.あわびバター焼
⇒あわび単品よりも野菜に包めて食べるほうが、食感がシャキシャキ
して歯ごたえ良く食べることができます。

 

9.牛バラの赤ワインシチュー
⇒牛肉を赤ワインに煮込み、とても柔らかく仕上がっています。
おもわず、おかわりしそうになるくらい何度も食べたいですね。
胃袋に余裕あれば、おかわりしていたでしょう。

 

10.きんき煮付け
⇒しっかり漬け込んだお魚はあまり濃くなく後に残らないあっさり
とした味付けでした。

 

11.漬け物盛合せ
⇒ここからは〆(締め)に向けて味覚をリセットします。お酒と
一緒に楽しみました。ここでお酒はストップ。

 

12.玄米うどん(冷)
⇒小麦ではなく、玄米で作った蕎麦です。味や食感は小麦と区別
つかないですね。小麦の高騰が続く限り、玄米の蕎麦はニーズ
があるでしょう。

 

 

■カウンター席からの景色もご紹介
短時間ですが、カウンター席でも飲食を楽しみました。お店の方と
語らうことが出来るのはカウンター席の特権ですね。
まぁ、忙しいときはそんな余裕は無いと思いますが・・・

幸いにも今回訪れた時は落ち着いていたため、店主の橋本さんと
料理に関する想いの他、注文した料理の解説をいただき素敵な時間
を過ごすことができました。

 

 

順番に
・ミョウガとアスパラのゴマ和え

・干し明太子炙りとへしこの炙り

・フカヒレ茶碗蒸し

・伝助穴子葱バター焼き

・鱧と甘玉葱玉子とじ

となります。会話しながらの食事だったのでメモは取れず、詳しいコメントは
行えずでした。会話しながらの食事は時間の進みが実に早いです。

 

 

■おわりに
さて、【料亭紹介】北新地『はし本』~もてなす心に柔らかなこころへ~
について、いかがだったでしょうか。

北新地(大阪)は高級飲食店が名を連ねる一方で、様々な顔を持ちます。
東の銀座、西の北新地と称されるくらい日本を代表する花街(かがい)
となります。

初めから高級飲食店街として存在したわけではなく、昭和30年以降に
訪れた高度経済成長期に今の形になりました。
変化を取り入れ、北新地は今後も強い存在感を放つでしょう。

 

 

■おせち以外でいい品あります
さて、匠本舗ではカニを筆頭に様々な海産物を取扱いしております。
ネットショップ大賞を10年以上連続で1位との実績がありますので
強くおススメいたします。当店よりチョイスいただいた品で素敵な食卓を
楽しんでください。上記バナーをクリックくださいませ。

最後まで本記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

■はし本監修おせち「喜翔」

今回、皆さまへご紹介したい商品はこちら!
大阪「北新地 はし本」監修二段重「喜翔」です。

白木の2段重に溢れんばかりに盛り込まれた贅沢な多品目のおせち。
海鮮を中心にあわび、金目鯛、からすみと豪華食材が彩ります。

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