【遠音近音】瀬戸内ひろしまの美味を東京(銀座)で愉しむ

■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。

暑さのピークは過ぎたものの、急にぶり返すこともあって暑くなることが
あります。油断せず熱中症対策を怠らないようにしましょう。
もう少しすれば、涼しくなると信じて日々の生活を続けます。

さて、今回の料亭巡りは「輝希」の監修でお世話になっている「遠音近音」です。
場所は東京(銀座)なので遠路となりますが、まとまった時間が確保できたので
新幹線を使って行って参ります。

今回は一人ということで同席者はいないため、タイトなスケジュールで動けます。
そんなわけで、日帰りとします。(・・・帰りは終電ギリギリでした)

 

■遠音近音とは
遠い所と近い所。遠くから聞こえる音と近くから聞こえる音を楽しむという意味
の他、漠然と各所という意味でも用いられたことがあります。
※厳密には遠近と書いて「おちこち(をちこち)」と読みます。

瀬戸内ダイニング『遠音近音』という名称からもお気づきと思いますが、主に
広島の食材をメインに創作和食を提供しております。

以下は公式サイトでの紹介文です。(https://www.ginza-ochikochi.com/)

瀬戸内ダイニング『遠音近音』は広島の食材をメインに創作和食を提供しています
雄大な中国山地と瀬戸内海に育まれた、海・山・空・風も、自然の恵み、瀬戸内
ひろしまの四季折々の美味を東京銀座でお楽しみいただけます

店内は尾道や鞆の浦などの古い町並みをイメージした、しっとり落ち着いた雰囲気を
醸し出ししていて、個室・テーブル席もご用意
ご接待やご会食から、大切な人とのお食事まで様々な用途でご利用いただけます

 

■ひろしまブランドショップTAU
銀座上一ビルディング(〒104-0061 東京都中央区銀座1-6-10)では、地下1階
から地上3階までが、広島を満喫できるよう様々な逸品や名産品を用意しています。
ショッピングフロアの他、広島の魅力を発信するイベントスペースがあるので
ここに立ち寄れば、銀座にて広島を堪能することができます。

 

■瀬戸内ダイニング『遠音近音』の写真
瀬戸内ダイニング『遠音近音』は地下1階にあります。
<内観>の写真はこちらです。

階段を下りると展示物や掲示物があります。
※別ルートでエレベーターでも立ち寄れます

 

広島の酒造紹介。思った以上に多くてびっくり。

 

お酒一覧が並んでおり、見るだけでも楽しめそう。

 

テーブル席、個室席どちらも広々と使えるので落ち着いて過ごせます。

 

施設全般に言えることですが、店内は綺麗に整備されており、程よい
照明もあって、ゆったり過ごせる環境が整っています。

この日のディナーはぐでぐでが最初に入店したこともあって、お店の
ご厚意にて店内撮影にご協力いただきました。

素敵なお店でいただけるディナーが、ますます楽しみでワクワクして
きたので、食事の時間を今か今かと心待ちにしておりました。

 

 

■ディナー 金波(きんぱ)

ここからはディナーの内容についてです。

テーブル席、店内すみっこでひっそりお食事することに。
すみっこは落ち着くので悪くないですね。

 

お献立(献立表)をはじめとしたものが綺麗に準備されています。

 

【前菜】
玉蜀黍豆腐 蟹身 順菜 オクラ
穴子寿司 木の芽生姜
トマト チーズ鋳射み
蛸の柔らか煮 小芋 スプラウト
鱧のゼリー寄せ 柚子 山葵 芽葱

全体で見ると器と食材の色合いで何とも華やかに感じます。
1品毎に記述いたします。

 

・玉蜀黍豆腐 蟹身 順菜 オクラ

玉蜀黍でトウモロコシと読みます。蟹身、順菜、オクラと
それぞれだけで味わっても美味しいし、セットでも美味しく
これから出てくる料理に期待を抱かせてくれます。

 

・穴子寿司 木の芽生姜

器と生姜のデザインがお洒落です。前菜で御飯ものとは
珍しいですが、お味は素晴らしいのひと言です。
生姜が苦手でなければ一緒にいただくのが良いでしょう。

 

・トマト チーズ鋳射み

ぱっと見るとトマトですが、中にチーズあります。
トマトとチーズで相性良いとは知らなかったので、新鮮な
味に感動します。紅葉を模した器にも注目してほしいです。

 

・蛸の柔らか煮 小芋 スプラウト

三原の蛸が絶品です。
海域の潮の流れが速い関係で、流されないようにと岩場に足
をしっかり張り付けるので、食べた時によい食感を堪能できます。

 

・鱧のゼリー寄せ 柚子 山葵 芽葱

美術品のような美しい出来映えです。こんな形で調理されることも
あるとは、鱧の万能感に今更ながら驚かされます。

 

【造里】

瀬戸内旬魚盛り合わせ
造り醤油 ハーブオイル 藻塩
※1~2枚目

贅沢な海産物をお好みのタレで味わいます。
ハーブオイルが普段試さない味付けだったので、こちらを中心に
各食材を丁寧にいただきました。
基本的にはこの魚には醤油が合う、塩が合うとありますが、個人の
好みに左右されるので色々試して、気に入ったもので自身が
美味しく食べれたら、それで良いのではと思ったりもします。

 

天然真鯛の薄造り
ポン酢 紅葉卸し 葱
※3~4枚目

真鯛はポン酢の方が良いとおススメされたのでこちらは
ポン酢でいただきます。味変を愉しむため、ハーブオイルや醤油も
試しましたが、こちらはポン酢が美味しかったです。

 

 

【魚料理】
瀬戸内幻魚「あこう」
梅生姜煮込み

標準和名はキジハタ。関西では「アコウ」と呼ばれる魚です。
ピンク色がかった旨味のある白身で、煮付けにするとより
美味しくいただけるとのこと。

 

綺麗な盛り付けで提供いただきましたので、礼儀としてこちらは
敬意を持って余さず誠実にいただきました。

 

 

【焼物】
福山産牡蠣「惑香」バター焼
生雲丹 法蓮草 檸檬

牡蠣と雲丹の相性は抜群です。それをバター焼きすることで
風味に一層磨きがかかります。1つはそのままいただいて
もう1つは檸檬をかけていただきます。
ボリュームありで、プリプリ感もあるので満足できる一品です。

 

 

【強肴】
広島牛すき焼き
トマト饅頭 ヤングコーン 貝割れ

1枚目では隠れたので2枚でトマト饅頭を写してみました。
トマトと肉は相性が良いです。野菜全般だいたい合うと言えば
それまでですが、牛すき焼きだけだと味が濃いので副菜がある
方が味はまとまります。お酒捗るから味が濃い方が良いときも
ありますね。

 

 

【止肴】
蒸し鮑 鰭鱶ゼリー掛け ラレシ 柚子

色んな鮑を食べてきたものの、ゼリー掛けは斬新すぎる。
少し冷えているのが、夏にはありがたいものです。
お酒に合う素敵な食材なので、酒好きには重宝します。

 

【食事】
鯛と茗荷炊き込み御飯 香の物 赤出汁

この後は甘味となるので、お食事はこれで最後です。
御飯と赤出汁、香の物とお約束ですが。
美味しさはお約束できます。

 

【甘味】
広島檸檬シャーベット 青梅ゼリー掛け 季節のフルーツ

夏は感じさせる果物が豊富です。甘味は論評せず
美味しくいただくのみ。

 

【お酒】
コース料理に合わせて用意したのがこちら。
お酒の選定で悩む場合はご参考までに。

 

 

■「輝希」のご紹介
さて、「【遠音近音】瀬戸内ひろしまの美味を東京(銀座)で愉しむ」
の記事についていかがでしたでしょうか。

お住いの地域の関係で東京は立ち寄れるけど、広島は立ち寄れないという
方には是非とも瀬戸内ダイニング『遠音近音』で素敵な食事を味わって
いただきたいです。

また、本家本元とも言うべき汀邸 遠音近音(みぎわてい をちこち)へ
立ち寄れる方はこちらも足を運んでいただきたいです。(広島県福山市)
素敵な料理と景色が旅の記憶に記念として残るでしょう。

なお、事情あってどちらの地域も立ち寄るのが難しいという方には
おせち「輝希」をひと推しいたします。

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