■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
関西地区は紅葉が見頃といってよいでしょう。標高の高い地域からピークを
すぎていきますが、平地であれば12月上旬まで楽しむことができます。
年々秋が短くなるといわれますが、紅葉は何だかんだで楽しめるようです。
今回は三千院を巡りましたので、周辺でいただくことのできる料理も簡単に
紹介します。
それでは本記事にお付き合いください。よろしくお願いいたします。
■三千院へのアクセス方法
京都バス19系統「国際会館駅前」乗車、京都バス17系統「出町柳駅前」乗車
のどちらかが無難です。基本は1時間に2本出ているので、どの時間のバスに
乗車するのかは事前に決めておいて、逆算して乗り遅れないようしましょう。
初めて乗車する場合はバス停の位置を念入りに確認して、乗り間違えしない
ように。
拝観時間は月によって変わります。2025年の時点の拝観時間は以下の通り。
実際に訪問する前に時間を確認して可能ならばなるべく早い時間からの拝観
がおススメです。(時間帯として空いているから)
3月~10月:09時00分~17時00分
11月 :08時45分~16時45分
12月~2月:09時00分~16時30分
■三千院~京都五ケ室門跡・天台宗三門跡どちらにも挙げられます
門跡寺院とは皇族や公家が住職を務めたお寺のことです。『門跡』は日本の
仏教における正式な後継者のことを指していましたが、鎌倉時代以降は格式
の高い寺院そのものを表す言葉になりました。京都ではかなり存在します。
三千院は8世紀に比叡山に建立された円融房を起源に持ち、後に比叡山東麓
の坂本に移され、たび重なる移転の後に1871年(明治4年)に現在地に移転
しています。なので、三千院という名は大原に移ってから使用されるように
なり、以前は円融房、梨本門跡、梶井門跡と呼ばれていました。
歴史が古く、今に至る話だけでもかなりの長文となりますのでそこは省略
しますが、名称の由来だけは記したいと思います。天台宗の教えのなかで
「一念三千」という言葉があります。これは同じものを見ても、一人ひとり
の経験や心の働きによって、その認識は異なるという考え方です。
この言葉を由来とする説と、梶井門跡の仏堂の名称である一念三千院を由来
とする説があります。
■中書院の窓
書院の窓から外の景色を美しく切り取るかのように眺めることができます。
■華厳音愛
冬でも凍らないことで有名な客殿前の手水鉢の名称です。
■聚碧園
立体的な空間を演出する池泉鑑賞式庭園です。客殿から観賞する庭園で縁側
に席が設けているので抹茶を一服することができます。
(席数に限りありますが)
■有清園
客殿から往生極楽院に向かう石敷きの道から臨める、杉木立と苔が美しい
池泉回遊式庭園です。往生極楽院は元々独立した寺院でしたが、大原に移転
した1871年(明治4年)に三千院に統合されました。
■二十五菩薩慈眼の庭
菩薩に模した25の庭石、補陀落浄土を再現した石庭らしいです。
難しいことはわかりませんが、目に入る景色に心打たれます。
■やっぱり秋が一番映える
どの季節でも楽しめるのは本当ですが、一番おススメするとするなら秋の
紅葉シーズンでしょう。三千院では様々な樹が植えられているため、この
時期なら様々な色の共演が日の光と合わさり幻想的に映ります。特に苔と
紅葉のコントラストは他では見られない景色です。
大原のバス停から三千院へ行く際は坂道が多めなので、ウォーキングシューズ
など疲れにくい靴を履いて移動するのがよいでしょう。雨が降っている日又は
前日に雨が降っていたなどで地面が濡れている箇所がある場合は、慎重に安全
に行動しましょう。
■三千院周辺のお食事処
【おのみやす】
お土産さんの奥が食堂になっています。斜面に張り出すテラスがあり大原の里
の景色を眺めながら食事できます。今回は三千院に入る前にお腹を満たす目的
で、京湯葉うどん、京湯葉そば、鯖寿司を注文しました。
【志野 松門】
古民家を改装したレストランで窓から眺める庭園が魅力です。雰囲気抜群の
環境でローストビーフ、おばんざいセット、うなぎをいただきました。
八菜らんちがおススメですが、予約しないと品切れになることが多いです。
【芹生】※以前の記事のリンクを貼ります
匠本舗おせち監修でもお世話になっております。
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■河原町周辺のお食事処
【鮨と酒日和ととうお~四条河原町店】
この店には通算2回訪れましたが、前回は個人的に通い、今回は本格的な紹介も
兼ねて色んなメニューを選んでみます。
2名~10名に対応した完全個室が特徴です。ちなみに一人の場合は2~4名席を
案内されることが多いです。部屋を繋げることで最大30名まで対応可能です。
関東ではいくつか店舗がありますが、関西は四条河原町店のみです。
新鮮な魚介類と厳選して仕入れたお酒が織りなすハーモニーで上質な時間を
過ごせます。
・カニ味噌豆腐とクリームチーズ白和え
いわゆるお通しと呼ばれるものです。お通しが美味しいとお店の
提供する料理に大きな期待を抱かせてくれます。
・刺身7種盛り合わせ
綺麗に盛り付けされておしゃれな感じを出しています。刺身醤油に漬けて
7種いずれも鮮度よく美味しくいただけます。
・クリームチーズのラー油和え
・干し柿バター
・イイダコわさびめかぶ
まとめて紹介します。酒肴にピッタリの3品です。
どれも絶品ですが、イイダコ、わさび、めかぶがそれぞれの良いところを
相乗的に引き立ててくれます。
干し柿バターはほんのりとした甘味、クリームチーズのラー油和えは
チーズが辛さを程よく中和してくれます。
・フグの唐揚げ
サクサク感の衣の食感と中はふっくらジューシーなみずみずしい点が特徴です。
・帆立貝ひもの七味揚げ
カリカリ感があって歯ごたえよく、酒肴として大いに役立ちます。
・長芋とろろ焼き
温かくモチモチな食感の料理が欲しくて注文しました。
・しじみ出汁のあおさ茶碗蒸し
・しじみ出汁のほたるいか茶碗蒸し
茶碗蒸しは各地域の特色が出やすい料理です。個人的には山の幸より
海の幸がある方を好みます。
・寿司(鰹タタキ、秋刀魚、えんがわ、レア〆サバ、帆立、活〆煮穴子)
赤シャリで提供されました。関西は赤シャリで提供する店が少数派なので
新鮮な感覚です。ネタの味を引き立てるという観点では赤シャリに軍配が
上がるでしょう。白シャリの魅力ももちろんありますが。
・トリュフ香るサーモンラーメン
〆の一品です。繊細な味わいのスープが特徴です。
■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
匠本舗ではカニを筆頭に様々な海産物を取扱いしております。
ネットショップ大賞を15年以上連続で1位との実績がありますので
強くおススメいたします。
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そろそろカニが美味しくなる時期なので、早めに注文して食事する当日
ではなく、遅くとも1日前には受け取りできるようしてください。














































