【帆立】高級食材?それでも刺身用ほたてをおススメする【ホタテ】
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ぐでぐでです。
暦の上では「立冬」を迎えて、冬の季節となります。例年に比べ、今年は
「秋」を感じる時間があると思えます。これは9月に秋を思わせる涼しさが
あったためですが、一方で10月は暖かい日が多く下旬あたりから気温が
下がってきました。
秋⇒夏⇒秋という感じで少しの間だけ夏が戻って来たものの、9月の冷え込み
のおかげで例年より秋を長く感じることができました。
既に冬を迎えている地域もありますが、冷え込む前に衣替え、毛布などの寝具
の準備を済ませて風邪など罹らぬよう体調管理に努めましょう。
今回は匠本舗で取扱う「刺身用のほたて貝柱」について紹介いたします。
特大サイズ、大サイズの違いを実際に取り寄せて確かめてみます。
食した感想も併せてお伝えするので、よろしくお願いいたします。
<目次>
ホタテの今(現状について)
大きく値を下げていた時代は確かにありましたが、もう過去の話。
需要(買い手)と供給(売り手)のバランスは崩れ、供給が追い付かない
のが今の状態です。厳密にいうと需要は増加し、供給は減少している
というのが実状といえます。
上記の図は、「1世帯あたりの購入量と100gあたりの平均価格の推移」の
過去6年間のデータをまとめたものです。
傾向としては、平均価格(100gあたり)の値が小さければ年間購入量が
上昇して、それに伴い年間支出額も上昇します。逆も然りです。
平均価格(100gあたり)が徐々に上昇して年間購入量が減少していく中
で2025年の数値はどれを見ても芳しくありません。
需要が増加した理由
<世界に通じる優良な国際商品に成長した>
元々ホタテは高級食材ではなく世代問わず親しめる身近な食材でした。
これは偶然ではなく、天然だけに頼らない長年の努力で築かれた養殖技術
の進歩が安定供給を実現し、価格も手頃に保たれてきました。
従来は国内だけで完結していたものが、世界中から引き合いを受けて需要
がかつてない程に爆増しており、日本の海で獲れた魚介が、日本ではなく
世界の買い手のものになり食卓から遠ざかります。
焼く、刺身、揚物と家庭で気軽に楽しめるものが、いつの間には手が
届きにくいものになっていきます。
仕入れ値が上がりすぎると消費者の求める価格に合ったものを提供する
ことが困難になるためです。
供給が減少した理由
<海水温の急激な上昇で稚貝が育ちにくい>
ホタテが健康に育つのは14℃~18℃あたりの冷たい海が大前提です。
しかしながら、温暖化の影響で海水温が上昇してホタテの生存が困難な環境
となれば、出荷までに十分に成長する個体の母数が少なくなります。
海水温が上がることで挙げられるリスクとしては
・海水中の酸素量が減少し窒息のリスクが増加する。
・海藻が減少して稚貝の隠れ場所がなくなる。
・ヒトデなどの天敵が増加する。
・病気が発生しやすくなる。
ホタテにとって海水温が上昇することはリスクだらけでメリットがありません。
一般的に20℃で成長が停止して、25℃から衰弱、27℃以上で急死します。
陸奥湾(青森県)、噴火湾(北海道)などでは帆立の大量死が確認され供給が
さらに少なくなる傾向にあります。
価格が上昇した理由
「需要が増加した理由」と「供給が減少した理由」の両方に目を通した皆さま
であれば、価格が上昇した理由がわかってきたかと思います。
ですが、さらにまだ理由が追加されます。
<円安>
為替相場で円の価値が下がれば他の通貨(ドルやユーロなど)を持つ海外の
買い手であれば、日本の商品は割安に見えるでしょう。
1ドルが100円の場合と150円の場合で「1万円のホタテ」が海外の買い手にとって
100ドルと約67ドルで見え方が変わります。
海外の購買力は高まり、国内の購買力は弱まる関係でいわゆる「買い負け」の
状態となり、安定して国内へ回すことができません。
ホタテの価格高騰については何か1つの大きな理由が原因ではなく、複合的な
理由が絡み合っており、それぞれが全て解消されなければ以前のような
世代問わず親しめる身近な食材に戻ることはないでしょう。
<価格高騰の主な理由>
・世界各国からの需要増加
・海の環境変化に伴う減産
・為替相場で円の価値が低下
<価格高騰の主な理由>が全て解消又はどれか1つでも解消すれば価格高騰を
抑えることはできるのですが、現状はどの理由もすぐには解消できる見込みが
ありません。
ホタテの価格が高騰することを受け入れるしかないのが現状です。
北海道産ほたて貝柱
ための情報整理だったりします。
「品質を落とさない」と「求めやすい」を両立するため、今回は2種類で
展開いたします。どちらも約1kgと内容量は一緒です。
・特大サイズは(41~50粒)【10,800円】
・大サイズは(61~80粒)【8,480円】
サイズ比較については言葉で語るより見てもらう方がよいと思い以下に
何点か写真を載せてみますのでご確認ください。
真ん中にスペースを設けて左側に特大サイズを、右側に大サイズを盛り付け
しています。
当然ながら左の方が大きいですが、右の大きさもそれなりにあるので、どの
ようにいただくのかで選び方も変わると思います。
刺身でいただくなら醤油などをかけて、お好みで大根や大葉もセットで
いただきましょう。
大きさに違いあれど、特有の甘味はどちらも一緒です。
保存及び解凍は同梱の資料の指示に従ってください。
食べる分だけ出せばいいので、残りは冷凍庫へ。
国内市場の立ち位置
【帆立】高級食材?それでも刺身用ほたてをおススメする【ホタテ】
についていかがでしょうか。今後、出回る量がさらに少なくなる可能性が
高い中、国はホタテを「外貨を稼ぐ商品」として国内漁業、水産加工業を
絶やさないよう地域経済を回し続けます。
そもそも世界に通じる優良な国際商品に成長した理由の1つに、中国による
禁輸措置というピンチを乗り越え、輸出先を多角化できたことにあります。
加えて加工処理を施し「付加価値」をつけることで、世界により高い値段で
売ることができます。
日本国内で加工することで価値を高めるわけなので、地方に多くの利益を
残し、経済を回すことができるこの手法は本来望ましいことです。
一方で万が一、かつてのピンチ(他国による禁輸措置)が再来したときに
行き場を失うホタテを引き受けれる土壌を残す意味でも、国内にも一定の
供給を続けるべきと考えます。
未来永劫にわたり安定的に輸出できるとは限らないためです。
このあたりのバランスはどのように取るのか。試行錯誤をして最適なものを
見つけていくしかないでしょう。
匠本舗について
匠本舗ではおせち以外にカニを筆頭に様々な商品を取扱いしております。
長らく事業を続けており、多くの方より信頼をいただきネットショップ
大賞を16年以上連続で1位の実績があります。
なかでも海産物が充実しています。早めに注文して食事する当日
ではなく、遅くとも1日前には受け取りできるようしてください。
大切な方との素敵な食卓をお楽しみください。
















