皆さまこんにちは。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日この夏の暑さにも負けない熱い男、
林裕人シェフに取材をしてきました！
林シェフの幼少時代のお正月の思い出や
あの“超特大おせち”への想いなどを聞いてまいりました。
実は林シェフ監修のおせちを販売して今年で10年目、
私は入社数年目(忘れた)にしてようやくご本人にお会いできました。
林シェフって実際はどんな人なんだろう…。
と、思っていましたが、テレビと変わらぬ関西弁でした 😀
色々お聞きしたいのは山々ですが、今回は“林シェフのお正月とおせち”についてお話をうかがいました。
林シェフって子供のころ、お正月はどのように過ごされていたのですか？
お正月は母親が3日ぐらいかけてイチからおせちを作ってくれていたのを見ていた。
家族には当番があって、僕はサンドイッチを作る係。
お正月にサンドイッチですか？？
そう。おせちも食べるけど、サンドイッチとコーラというのが僕のお正月の定番でした。
サンドイッチにもこだわりがあって、パンをふわっとさせるのではなく
上からムギュッと平たくして食べるのが僕流。
それと林家のお正月にはいつも焼き鯛があって、
父親が骨で出汁を取ってくれた骨汁を毎年飲んでいました。
「舟盛大漁船」にも祝い鯛が入ってますよね。
そやねん。おせちの中に鯛が入ってるのって、これだけじゃない？！
ちなみにこの祝い鯛はぜひ食べた後のアラで出汁をとってお茶漬けにして食べてみてほしい。
めっちゃおいしいからオススメ！
これは僕のこだわり。おせちには僕の思い出も詰まってます。
他に思い出のあるメニューって何かありますか？
鰆昆布〆は、母親が青い背の魚が好きだったので入れました。
あとは僕、きんとんが嫌いやからちょっとアレンジしました。
蜜煮にしたリンゴを入れたから甘すぎず、さっぱりとしてるねん。
えっ、きんとん嫌いなんですか？
うん。あと伊達巻きも嫌やって。玉子巻いてるだけやん？(笑)
だから「海老袱紗焼き」にしてエビ、きくらげ、にんじんと
具沢山にふっくらとした袱紗焼きにアレンジしてます。
田作りも苦くて残りがちなので
「わかさぎの胡麻和え」にしてお子さんも食べやすくしてます。
林シェフのおせちはちょっとアレンジしたものが多いんですね。
他にこだわりのあるメニューなどはありますか？
僕は元々お菓子の人なので、要所要所にスイーツを入れています。
「パートドフリュイ」や「日向夏羹」は箸休めにもいいよ。
彩りはもちろん、子どもが争って食べるようなものも入れたかったので
考案した「クリームチーズ蜂蜜ナッツ和え」はアンケートでも大人気だと聞いて、嬉しいです。
お重のサイズもですが、林シェフのおせちは小さい子どもが“わっ！”と喜びそうですよね。
おせちを通して家族で楽しい時間を過ごして欲しいというのが一番。
お正月って特別な日なので、届いたときに喜んでもらえる仕掛けが欲しくて。
おせちは伝統もあるから、そんな突拍子もないものは入れられないし
だから“わっ！”となるようにお重を特大サイズにしたんです。
おせちの重箱は特注やで～。
最初見た時はびっくりしました。
仕掛けは他にもありますね。
そうそう。飾りも含めて楽しんで欲しいので、お重のフタの掛け紙を毎年変えてます。
大漁旗にしたりフレンチな感じのピックを挿したり、中のお飾りにもこだわってるんよ。
大人も子どももワクワクするおせちですね。
林シェフの想いが詰まったおせち、召し上がる方にメッセージをお願いします！
実はこのおせちは未完成です。
というのも、本当の正月料理は母の味。
家族が好きなもの・喜ぶものをプラスして完成させて欲しいからなんです。
僕のおせちと家庭の味を楽しむお正月にして欲しいなと思ってます。
お正月って毎年来るやんって思うかもしれへんけど
一回一回、日本で過ごすお正月ぐらいはみんなで集まるという時間を大切にしてほしい。
おせちはそのための道具なんよ。
“おせちを囲んで楽しんだ”という家族の思い出が増えたら嬉しいです。
林シェフ、ありがとうございました。
ちなみに、今年の匠本舗おせち品評会で林シェフの「超特大宝船」が総合評価一位を獲得しました。
これを賞してトロフィーを授与いたします！
え！嬉しいわ～！
こういうのは何個もらっても嬉しいね。
喜んでもらえて良かった、また頑張ろう！って気持ちになります。
おおきに！
満面の笑みでトロフィーを受け取っていただきました。
サイズも、中身も、今までのおせちの概念を覆す特大重で
ワイワイ楽しいお正月を迎えてみませんか？
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4~5人前 小さいお子様に人気
林裕人監修おせち 超特大宝船
