「匠本舗おせち」で有名な京料理道楽～メニューや値段など。2024年おせちもご紹介

匠本舗の木谷です。
今回は「京料理　道楽」にて
懐石をいただいてきたので
お店の案内やメニューをご紹介します。
また、匠本舗の監修おせちでも有名な「道楽」。
今年のおせち料理もおいしいので
2024年おせちもご紹介いたします。

「京料理　道楽」は京都東山に390年以上の歴史を刻む老舗料亭。
京阪本線　七条駅　5番または6番出口から徒歩約5分のところにあります。

電車だと5番出口から行くのがおすすめ。
鴨川を左に眺めながら進み、最初の交差点で正面通(川とは逆の方向)へ、
少し進んでまた最初に現れる交差点のところにあります。

地図
京都市東山区正面通本町西入ル正面町304

近隣には、京都国立博物館や三十三間堂
京都江戸慶応元年に創業の和菓子屋
「甘春堂」もあります。
季節の練り切りが大変美しいのでおすすめ

お店の歴史や内装については
過去の記事に書いています。

創業約400年の大変歴史のある料亭なので
いつも足を踏み入れると、シン…とした空気感と
侘びた風情に感動します。

この日は祇園祭の神輿洗(みこしあらい)の日だったため
ちまきが飾られていました。

食事は座付～主菓子まで
13品のコースをいただきました。
献立は季節のよいものを選んで調理するため
その時によってかわります。

今回のメニューの一部をご紹介します。

前菜は村瀬治兵衛の大徳寺箱に美しく盛られています。
左列の上から鳴門煮穴子、桔梗羊羹、鮎焼き浸し、からすみ、枝豆茶巾絞り
中央の上から鯖鮓・ガリ、蒸し鮑と肝、若狭小鯛笹漬け、生ばちこ焙り、
卵黄味噌漬け
右列上から鰻八幡巻き、スモークサーモンいちじく巻き、鶏レーズンナッツ焼き、
鹿ロースト、くるみおかぼ和え、トマトの糠漬け

お造りは樂家五代宗入作　菊向付で。
甘手カレイ、油目、黒マグロトロ、イカ、
琵琶鱒、スズキ、水前寺海苔。
マグロは大間産。繊細な隠し包丁にびっくり！

椀盛は蒔絵のお椀に。
あこう、じゅんさい、アスパラ、
上から振り柚子をしてあるのでさわやかな風味です。
じゅんさいは珍しい兵庫県三田産で
“幻の夏の味覚”とも言われるそうです。

水物はフルーツの王様、
青森ハートビート、沖縄マンゴー、静岡メロン。
ハートビートは初競りで1箱(15粒入り)に
50万円の値が付いた高級さくらんぼです。
写真で大きさが伝わらないのが残念ですが
500円玉ぐらい？本当に大きいです。

などなど…盛りだくさんのお献立でした。
しかも、メニューと使用する器はこのように
手書きのお品書きにすべて書いてあります。
なんと、名前入り！
特別感たっぷりで、当主の心遣いが感じられます。

お料理はすべてコースとなっており
お昼は松韻16,500円、真味27,500円、福味38,500円の3種
夜は福味38,500円、一滴55,000円の2種です。
茶懐石は38,800円～。
すべて税込価格です。

2名より完全予約制、ですが、
予約は数ヶ月待ちだそうです…。

行きたいけど、なかなか行けない…という方に
この「道楽」が監修したおせちがおすすめです
TVでも放送中の大人気おせち、通常の1.7倍
8.5寸特大お重3段おせち、新玉の息吹(あらたまのいぶき)。

約5～6人前なので、家族や親戚と集まってや
お友達同士の集い、またはおせちが大好きな方にぜひ 😉