カニしゃぶ(加熱)用と刺身・生食可の違いは?菌検査と食中毒も徹底解説!
これからカニが美味しい季節!家族みんなでカニ鍋やカニしゃぶ、最高ですよね。
でも、いざ注文しようとサイトを見ていると、「あれ?この2つ、何が違うの?」と手が止まってしまう商品がありませんか?
そう、当店でも不動の人気を誇る「カニしゃぶ用」と「刺身用」の2つです。
まずは、こちらの2つの商品をご覧ください。
見た目はそっくり。でも値段を見ると…
「えっ、300円しか違わないの?」
「なんでちょっとだけ高いの?どっちを買えばいいの?」
実はこれ、お客様からのお問い合わせでもトップクラスに多い質問なんです。
この記事では、匠本舗のスタッフがその「違い」を包み隠さず解説します。
読めばスッキリ、あなたにピッタリのカニがどっちなのか、すぐに分かりますよ!
目次
そもそも、この商品ってどんなカニ?
比較する前に、少しだけこの商品の凄さを紹介させてください!
この商品は、匠本舗の中でも特にリピーターが多い「超特大10L~7L生ずわい」シリーズです。
特徴はなんといっても、そのデカさと食べやすさ!
- 超特大サイズ:スーパーでは滅多に見かけない、脚一本一本が極太のサイズです。
- 殻むき不要:面倒な殻をすでに剥いてあるので、解凍するだけですぐ食べられます。
- 生ずわい:ボイルしていない「生」の状態なので、カニ本来の甘みが濃厚!
この最高級のカニを、「加熱用」として売るか、「刺身用」として売るか。
ここからが本題の違いについてです!
ズバリ、違いは「より詳細な菌検査」をしているかどうか!
結論から言っちゃいますね。
この2つの商品、実は「元のカニ」は全く一緒なんです!
「えっ、一緒なのに商品名が違うの?」と驚かれるかもしれません。
その理由は、「生で食べるための詳細な菌検査」をクリアしているかどうか、この一点だけなんです。
どちらも品質管理は徹底しています
勘違いしてほしくないのは、「加熱用(カニしゃぶ用)だから検査をしていない」ということは絶対にありません。
どちらも食品として安全にお届けするために、適切な品質管理と検査を行っています。
ただ、日本の基準で「生食用(お刺身)」として販売するためには、さらに段階を踏み込んだ、非常に厳しい検査をクリアしないといけません。
- 刺身用:「生食」に特化した厳しい詳細検査を行い、見事クリアした「選ばれしエリート」。
- カニしゃぶ用(加熱用):通常の安全基準はクリアしているが、「生食特化」の詳細検査までは行っていないもの。
「刺身用」の方が少し値段が高いのは、この「追加の詳細検査費用」や「管理コスト」がかかっているからなんです。
そもそも「菌検査」って何を調べているの?
「検査、検査って言うけど、具体的に何を調べているの?」と気になりますよね。
一般的に、海産物を「生食用(お刺身)」として販売する場合、食品衛生法などの基準に基づいて、以下のような項目を厳しくチェックすることが多いと言われています。
腸炎ビブリオ:
海水に常在する菌で、海産物の食中毒の原因になりやすいものです。生で食べる場合、これが「陰性(いないこと)」が非常に重要になります。
大腸菌群・大腸菌:
衛生的に扱われているかのバロメーターです。これが検出されない=工場が清潔で、衛生管理が徹底されている証拠になります。
一般生菌数:
いわゆる「雑菌の数」です。生食用の場合は、この基準値が非常に厳しく設定されています。
「刺身用」として販売されている商品は、こういった厳しいハードルをすべてパスした、安全性が証明されたものというわけです!
検査項目が少ない「加熱用」は危険なの?
ここまで聞くと、「えっ、じゃあ詳細な検査をしていない加熱用は、菌がいるかもしれないから危険なの!?」と不安になる方もいるかもしれません。
安心してください、全くそんなことはありません!
これには、カニという生き物の「神秘的な体の構造」が関係しているんです。
カニの身の中は、天然の「無菌室」!
実は、生きている健康なカニの「殻の中の身」は、基本的に無菌状態だと言われているのをご存じですか?
カニのあの硬い殻。あれは外敵から身を守るだけでなく、細菌などの侵入を防ぐ「最強の鎧」の役割も果たしているんです。
菌が付着している可能性があるのは、主に「甲羅の表面」や「エラ」などの外部に触れる部分だけ。
今回ご紹介している商品は、獲れたてのカニを素早く加工し、殻をきれいに剥いた「むき身」の状態ですよね。
つまり、菌がつきやすい殻やエラを取り除いている時点で、中身の身は非常にクリーンな状態なんです。
「もともと中身は無菌でキレイ」
これが、加熱用であっても鮮度抜群で美味しい理由なんです。
ただ、「生食用の詳細検査」という証明書がない以上、私たちはお客様に「加熱して召し上がってください」と正直にお伝えしています。
逆に言えば、「お鍋などで火を通すなら、この上なく安全で美味しいカニ」ということなんですよ!
どっちを買えばいい?失敗しない選び方
違いが分かったところで、最終的な選び方をまとめました!
「カニ鍋」や「しゃぶしゃぶ」で食べるならコレ!
お鍋に入れたり、サッと出汁にくぐらせて食べる予定なら、迷わず【カニしゃぶ用(加熱用)】を選んでください!
味は刺身用と全く同じ最高品質のカニなのに、お値段は少しお安くなっています。
火を通して食べるのに、わざわざ高い方を買う必要はありません。浮いたお金で、締めの雑炊用の卵や、ちょっと良いポン酢を買ったほうが満足度は高いはずですよ!
とろける甘さを「生」で味わいたいならコレ!
「とろっとろの生のカニを口いっぱいに頬張りたい…!」
そんな贅沢を楽しみたい方は、迷わず【刺身用】を選んでください。
こちらは厳しい検査をクリアしたカニなので、解凍してそのままパクっと食べられます。
口の中で広がる濃厚な甘みと、ねっとりした食感は、生でしか味わえない感動体験です。もちろん、残ったらお鍋に入れてもOKですよ。
カニ通販の匠本舗って、信頼できるの?
「商品は良さそうだけど、カニ通販ってちょっと不安…」「匠本舗って、本当に信頼できるの?」
そう思われる方もいるかもしれませんね。
大丈夫、安心してください!
私たち匠本舗は、カニ通販で多くのお客様に選ばれ続けている実績があります。
それだけじゃありません!
私たち匠本舗の「カニへのこだわり」は、ちょっとスゴイんですよ。
まず、年間のカニ買付量は、なんと1,000トン以上!
これはカニ通販業界でも最大級の量なんです。
これだけ大量に一括で買い付けるからこそ、高品質なカニを「超お値打ち価格」でお届けできるんです!
しかも、ただ量を買い付けているわけじゃありません。
「お客様に笑顔で食卓を囲んでほしい!」という想いから、社長や店長が自らアラスカやカナダなどの現地に飛んで、長年培ったプロの「目」と「舌」で、カニの品質を厳し〜くチェックしています。
さらに!
現地の加工場や大型船には日本人指導員を派遣しているんです。
カニのカットの仕方や、鮮度を保つための冷凍技術まで、匠本舗が定めた高い品質水準をクリアできるように、ずーっと目を光らせています。
原料の鮮度から加工の品質まで、一切妥協しない。
これが匠本舗の「高品質で美味しいカニ」の秘密です。
だから、品質と味には、絶対の自信があるんです!
まとめ
今回は「カニしゃぶ用」と「刺身用」の違いについて解説しました。
最後に要点をまとめますね!
- 2つの商品の「元のカニ」は全く同じ。鮮度も味もどちらも一級品。
- 「刺身用」が高いのは、生で食べるための「詳細な菌検査」をクリアしているから。
- 「加熱用」もカニの身自体は無菌状態なので、加熱して食べるなら非常に安全で美味しい。
- お鍋や加熱して食べるなら、安くて美味しい「カニしゃぶ用」が断然お得。
- 生でとろける食感を味わいたいなら、安全な「刺身用」を選ぶのが正解。
迷っていた疑問は解決しましたか?
どちらを選んでも、匠本舗が自信を持ってお届けする、身が詰まったプリップリのカニです。
一番大切なのは、「あなたがどうやって食べたいか」です。
加熱するなら「カニしゃぶ用」、生なら「刺身用」。この選び方で、美味しくてお得なカニをお楽しみください!
最後までお読みいただきありがとうございました╰(*°▽°*)╯
弊社、匠本舗はおせちやカニをメインに扱っているネット通販の会社です!🦀
厳選した商品を取り揃えていますので、是非ご覧ください!!!!!














