加湿器、床に直置きしてない?その置き方だと「効果半減」で「床がカビる」だけの悲劇かも!?

加湿器、床に直置きしてない?その置き方だと「効果半減」で「床がカビる」だけの悲劇かも!?

「乾燥が気になるから加湿器をフル稼働させているのに、なんだか喉がイガイガする…」「ふと気づくと、加湿器の周りの床がビショビショ!

そんな経験、ありませんか?

実はそれ、加湿器の性能が悪いのではなく、「置き場所」が間違っているからかもしれません。

この記事を読めば、今の加湿器のままで効率が劇的にアップする「正解の置き場所」が分かります!カビの恐怖からも解放されて、ポカポカ快適なお部屋で過ごせるようになりますよ。

食のプロとして品質管理に厳しい私たちだからこそ分かる、「環境作りの大切さ」に基づいて、正しい知識をお伝えします!

床に置くのはなぜダメ?「効果半減」の理由

結論から言います。

加湿器を床に直接置くのは、今すぐやめてください!

「えっ、邪魔だから床の隅っこに置いてた…」という方も多いと思います。でも、その置き方だと、「部屋は潤わないのに、床だけが湿気る」という、一番悲しい状態になってしまうんです。

湿気は「重い」から下にたまる

その理由は、空気の性質にあります。

理科の授業みたいですが、とってもシンプルです。「冷たい空気や湿気を含んだ空気は、重くて下にたまる」という性質があるんです。

加湿器から出た水分は、空気より重いので、すぐに下へと落ちていきます。もし床に置いてあると、吹き出したミスト(霧)が蒸発して部屋全体に広がる前に、すぐに床に落ちてしまいます。

その結果、どうなるかというと…

  • 部屋の空気は乾燥したまま
  • 床やカーペットだけがジメジメ濡れる
  • 最悪の場合、床がカビだらけに…!

まさに、踏んだり蹴ったりですよね。

センサーが「潤ってる」と勘違いする

もう一つの大きな問題が、加湿器についている「湿度センサー」です。

最近の加湿器は賢いので、部屋の湿度を測って自動で強弱を調整してくれますよね。でも、床に置いていると、加湿器自身の周り(低い位置)だけが湿度が高い状態になります。

するとセンサーが、
「おっ!湿度が十分上がったな!もう働かなくていいや」
と勘違いして、運転を弱めたり止めたりしてしまうんです。

人間(私たち)は顔の高さで「乾燥してて辛い!」と思っているのに、足元にある加湿器は「もう十分でしょ?」とサボってしまう。これでは意味がありませんよね。

ベストな高さは「テーブルの上」

では、どこに置くのが正解なのでしょうか?

答えは、「床から70cm〜100cmくらいの高さ」です!

具体的には、以下のような場所がおすすめです。

  • ダイニングテーブルの上
  • サイドテーブルや棚の上
  • 学習机の上

この高さに置くことで、加湿器から出たミストが床に落ちる前に空気に溶け込みやすくなります。

イメージしてみてください。高いところから水を撒くのと、地面スレスレで水を撒くの、どっちが広範囲に広がりますか?
高いところからの方が、ふわ〜っと遠くまで広がりますよね。それと同じです!

まずは、「加湿器は台の上に置く」。これだけでも覚えて帰ってくださいね!

エアコンとの合わせ技で効果倍増!

高さを確保したら、次は「配置」です。

最強の配置ハックは、「エアコンの風を利用する」ことです。

エアコン(暖房)を使っていると、どうしても部屋は乾燥しますよね。そこで、加湿器を「エアコンの風が当たる場所」の下付近に置いてみてください。

こうすることで、エアコンから出る暖かい風に乗って、湿気が部屋の隅々まで運ばれます。サーキュレーターのような役割を果たしてくれるんですね。

部屋全体の湿度が均一に上がると、体感温度も上がります。「湿度が上がると暖かく感じる」ので、暖房の設定温度を少し下げても快適に過ごせて、電気代の節約にも繋がりますよ!

!注意点!

エアコンの風を加湿器の「本体」に直接当てないようにしてください。
本体に風が当たると、加湿器のセンサーが誤作動を起こしたり、故障の原因になったりします。「出てくるミスト(蒸気)に風を乗せる」イメージで配置しましょう。

ここには置かないで!NGな場所

最後に、絶対に避けてほしい「NGな置き場所」をチェックしておきましょう。良かれと思って置いた場所が、実は逆効果…なんてこともあります。

窓の近く

「換気もできるし窓際がいいかな?」と思いがちですが、これはNGです。
窓際は外気で冷やされているので、加湿器の水分が冷やされて、すぐに「結露」になってしまいます。カビの原因一直線です!

家電製品の近く

テレビやパソコンなどの精密機械の近くも避けましょう。
ミストの中に含まれる水道水のカルキ成分(白い粉)が家電に入り込んで故障したり、湿気でショートしたりする恐れがあります。

壁のすぐそば

壁にピタッとくっつけて置くのもNGです。
蒸気が壁に当たり続けると、壁紙が剥がれたり、壁の内側にカビが生えたりします。壁からは30cm以上離して設置しましょう。

まとめ

今回は、意外と知らない「加湿器の正しい置き場所」についてご紹介しました。

せっかく加湿器を使っていても、置き場所ひとつで「ただ床を濡らすだけの機械」になってしまうなんて、もったいないですよね。

ポイントは以下の3つです。

  • 床置き厳禁!(床がカビる&センサーが誤作動する)
  • 高さ70cm〜100cmの台の上に置く
  • エアコンの風を利用して部屋全体に循環させる

今日からすぐに実践できることばかりですので、ぜひお家の加湿器の場所を見直してみてください。

正しい配置で効率よく加湿して、この冬を健康で快適に乗り切りましょう!


最後までお読みいただきありがとうございました╰(*°▽°*)╯

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