カニはどうして高いの？安くかにを買う方法は？【冬の味覚】 -匠本舗情報局【たくじょー！】

冬の味覚の王様・カニ。
人が集まる年末年始に
年に1回の贅沢として食べる方も多いのでは。

しかし、蟹は高級食材として有名で
特に国産のズワイガニなどはブランドがついて
1杯数万円することも…。

そこで今回は「カニはなぜ高いのか」
について解説いたします。
さらに、お手頃価格のお得なかに商品もご紹介！
この冬はぜひカニを囲んで楽しみましょう

では、かにの価格がどうして高いか？
その理由についてさっそく解説いたします。

漁獲枠の制限

第一に、ズワイガニやタラバガニなどは
資源保護の目的で乱獲を防ぐために
地域や時期を定め、漁獲枠が制限されています。

さらに、蟹は大きくなるのに時間がかかります。
一般的にズワイガニで8～10年、
タラバガニでは約10年で成体になると言われています。
このため供給が限られ、価格高騰に繋がっています。

カニは養殖が非常に難しい

次に、カニは養殖がほとんどできません。
理由としては上記の通り成長に時間を要すること、
低温の深海で育つこと、
また狭いケースで飼育すると
共食いをしてしまうことからです。
以上の理由から淡水カニ以外の
ずわいやたらばがにの養殖はほぼないとされています。

最近ではタラバカニの養殖に成功したケースもあり
近いうちに「養殖カニ」に出会えるかもしれませんね。

次に、かに漁は危険を伴います。
極寒マイナス20度の世界をプロペラ機やホバークラフトで移動した先に
漁場があったり、うねる海は常に危険と隣り合わせです。

＜かに本舗の買付けの旅もご覧ください！＞

また、かに漁は手間がかかります。
底引き網漁やかご漁を用いますが、設置して数日後に引き上げとなる上
天候などにも左右されるので、効率的とは言えません。
ちなみにカニ漁は期間が決まっているため、
漁船での睡眠時間は3～4時間とも言われる過酷な漁です。

一般的に、かには日本では冬の味覚として人気です。
特に年末年始に需要が集中するので
価格が押しあがります。

その上、年々海外でも需要が高まっています。
しかも海外では一年中カニを食べるので、
一年を通して需要があります。
つまり、世界的に“蟹の取り合い”状態になっているのですね。

基本的に、かには鮮度が命。
漁獲されたカニは、海域にもよりますが
すぐに船上冷凍されるものも。
また加工・冷凍・輸送のコストがどうしても
高くついてしまうため、価格が高くなります。
加えて、ロシアやアラスカ産の蟹については、
輸入コストもプラスされます。

かに本舗のカニは“日本人テクニシャン”とともに
身入り・鮮度・味などを厳しく検査し
加工工程や流通まで細かく指導し
合格が出たいい原料のみを使用しています。

「ブランド蟹」と呼ばれるかには、
大きさや身入り、脚の折れや掛けがないなど
一定の基準を満たしたものにのみタグが付けられたものです。
産地と品質の“信頼の証”とも言えます。
このタグ付きカニは希少性とブランド力が
価格に反映されています。

ちなみにタグ付きカニは贈答用や高級料亭・旅館などで
お目にかかることが多いです。

最後に、気候変動や海洋環境の変化で
漁獲量が減少する場合があります。
温暖化による海水温の上昇で
カニの生息地にも大きな影響を与えています。
具体的には2024年にニュースにもなった、
ベーリング海のズワイガニ減少のニュースも記憶に新しいですね。

このように需要は増える一方で、供給が需要に追い付かないと
カニの価格はどうしても高くなるのです。

以上が、「カニはなぜ高い？」についての解説でした。
上記の要因が絡み合って、
結果としてカニの価格は高くなってしまいます。

“高いけど、やっぱり冬の味覚を食べたい！”
“少しでもお得にかにを購入する方法を知りたい”
そんな方は、ぜひかに本舗のホームページをご覧ください！