■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
冬ではありますが、一時的に気温が秋並みに戻っているようで体調管理が
難しいこの頃です。ぐでぐでも人間ドック受けてから体調崩しがちだったり
します。体調悪いときは身体を温かくして、長時間の睡眠をしっかりとって
身体を労わるようしてください。
今回は東京の港区を訪ねました。品川駅周辺で満喫できるグルメ紹介となります。
ややこしいですが、品川駅周辺は「港区」であって「品川区」ではありません。
それでは本記事にお付き合いください。よろしくお願いいたします。
■なぜ、品川駅が品川区ではなく港区にあるのか
品川駅は歴史的な地名である品川から取られています。江戸時代には東海道
五十三次の第一の宿場として栄えた町として知られています。
品川駅を開業する計画を立てていたときはこの地域が「品川県」に属していた
ので、計画時としては矛盾がなかったわけです。
その後、1871年に廃藩置県が行われ芝区となり、1947年に現在の23区制が導入
されて、行政区画の再編によって港区に属することとなりました。
駅の建設の際に品川宿の人々が反対して現在の場所に品川駅が建設された経緯
もあります。品川駅が品川宿から北に大きく離れたため、品川宿の北にあると
いうことで命名された京急本線の「北品川駅」が品川駅の南にあるという奇妙
な現象が発生していたりします。ちなみに北品川駅は品川区に属します。
■品川駅へのアクセス方法
陸路なら東海道新幹線の品川駅へ。空路なら羽田空港に到着して京急線で品川駅
へ向かいます。費用と時間を鑑みて最適なルートを選んでください。
大阪から品川の場合は陸路に軍配が上がります。
将来的にはリニア中央新幹線の起点としてさらなる発展を遂げることでしょう。
私が生きているうちに開業してくれるかな。
■提供料理の解説(メイン内容)
観光がメインではないので、早速料理の内容に触れていきます。
一人で移動なので時間配分が即決できるのがいい点です。
【天ぷら新宿つな八】
大正13年に創業した老舗の店です。新宿のほか首都圏、札幌、富山、名古屋の他
京都、大阪と広く展開しております。
特に活車海老は注文を受けてからさばくので、インパクト抜群で印象に残ります。
・刺身盛り合わせ
天ぷら以外にも旬の素材を刺身でいただけます。鮑は火を入れると柔らかくなり
ますが、加熱を続けると硬くなり、さらに時間をかけて加熱するとまた柔らかく
なるという変わった独特の性質を持っています。最近はコリコリの鮑を食べて
いたので今回はやや柔らかめの鮑をいただきました。
天ぷら中心のお店のためか醤油の他、塩も用意されており刺身の味を二通りで
味わえます。
・活車海老
注文を受けてからさばいて揚げるため、加熱してもプリプリで素材の味そのもの
のみずみずしさを楽しめます。生きているものが目の前で調理されるため、これ
の受け止め方は色々あると思います。ぐでぐではいただく以上は感謝を込めて
一人であっても「いただきます」と心に念じます。
・牡蠣の天ぷら
牡蠣フライではなく牡蠣の天ぷらです。フライと比べて衣の主張は控えめで中身の
主張(濃厚でクリーミー)を強く感じます。塩で食べるのがおススメですね。
・穴子の天ぷら
背骨の部分を結んでちょっとしたワンポイントになっています。当然食べること
ができます。外はサクッと中はふんわりとして絶妙な加減のためかトロトロした
食感も感じられました。
【名代富士そば】
東京を中心に近郊(神奈川、埼玉、千葉)に展開しているお店です。
ニュースでも名を見かけることがあり、大阪在住のぐでぐでが知っているくらい
知名度があります。この日の早朝は雨が降って寒かったので、身体温まるものを
欲して限定メニューの品川そばをいただきました。あさり、わかめ、白髪葱と
鰹、昆布の出汁を合わせた塩だれが、絶妙にマッチした嗜好の一杯です。
【らぁ麺はやし田】
関東を拠点に展開しているラーメン店です。後で調べたら大阪(道頓堀)でも
1店舗あるみたいです。特製味噌らぁ麺が品川店限定で提供されるとのことで
いただきました。複数種の味噌、スパイスの組み合わせと中太ちぢれ麺との
相性がよく、食欲を掻き立てあっという間に完食できました。
【築地すし好】
関東(主に東京)を中心に展開する江戸前寿司店です。寿司がメインながら
一品料理にも目を見張るものがあります。冬の味覚フェアで気になったものを
いくつか注文してみました。
・冬の三種盛(水たこ・寒ぶり・ふぐ)
ふぐのコリコリした食感、水たこの柔らかい食感は是非とも味わってほしい
ですね。寒ぶりは脂がのって美味しさに磨きがかかっています。
・寒ぶりの炙りポン酢
香ばしさと濃厚な脂の旨味が引き出され、刺身とは違った味わいが楽しめます。
・季節の茶碗蒸し
白身・いくら・白子・かにが入っている茶碗蒸しですが、実は帆立も入っている
豪華で贅沢な一品です。食材同士の相性がよいため、さらに美味しくなります。
・冬味三種盛
たこ・あん肝・白子ポン酢和えを一度に楽しめますが、たこと白子がとにかく
目立ちます。あん肝・白子のクリーミーさがたこに絡まり濃厚な味わいです。
【炭焼き屋 こもれ火】
2025年9月にオープンした“囲炉裏”の炭火で焼く海鮮を楽しめるお店です。
炭火の遠赤外線効果で魚の内部までじっくりと火が通り、外はパリッと香ばしく
中はふっくら瑞々しく仕上がるため、旨味を外へ逃がしません。
座席はカウンター、テーブル、個室とありましたがカウンターの隅っこで飲食と
お店の雰囲気を味わいます。
・鱧のお吸い物(お通し)
随分とレベルの高いお通しです。冬で鱧が食べられると思っていなかったので
よい意味で驚きました。嬉しい誤算というやつでしょうか。
ふっくらした鱧の食感を楽しみつつ、冷えた身体に温かい出汁は緊張が和らぐ
ホッとするひとときを得られます。
・生牡蠣 岩手県釜石
綺麗でプリップリッな見栄えです。食べ飽きたといえるくらい牡蠣は食べて
いますが、どれだけ回数を重ねても牡蠣は本当に美味しいです。ボリューム
たっぷりの大きさで、クリーミーで濃厚な旨味を体験できます。
・ほたる烏賊
そのまま食べる以外に茗荷やマヨネーズで味変することで飽きが来ない工夫が
為されています。
・芝浦もつ煮
これは品川(東京周辺)ならではの食べ物でしょう。芝浦市場が近く新鮮な
モツの入手が容易なため、マジめっちゃ旨いです。
関西ではなかなか味わえない素晴らしい一品ですね。
・三陸産わかめ唐揚げ
カリカリサクサクの食感で海苔の天ぷらに近い食感です。ちょっとした酒肴や
おやつ代わりにできるので汎用性抜群です。味を変える場合はレモンを垂らし
てください。
・赤海老紹興酒漬け
紹興酒漬けとするのは生臭さを抑え、身を引き締まらせる他に紹興酒に含まれ
るアミノ酸が、グルタミン酸を含む海老との味の相乗効果をもたらし、より深
い風味になるためです。手間はかかるけどその分美味しくなります。
・おでん盛り合わせ
おでんの歴史は古く、室町時代から存在します。当時はお田楽と呼び後におでん
に変化しています。味付けの主流は味噌から醤油へ移り変わり今に至ります。
熱いおでんは身体を芯から温めてくれるので、冷える前に美味しくいただきま
しょう。具材たっぷりの出汁は栄養満点です。
・大海老
・厚切り鮭+いくら添え
・烏賊下足串
・鰻くりから串
以上の4種は囲炉裏で焼いたものが提供されます。
炭火焼きは炭火の遠赤外線を利用して余分な水分や脂が炭に落ちないので、旨味
が凝縮される食材本来の美味しさを引き出す技法です。表面をパリッと加熱して
中はふっくらと焼き上げます。
大海老は殻の香ばしさと身の甘味が引き出され、火入れの巧さを感じさせます。
素材の味をしっかりと堪能できます。
厚切り鮭は単体でも満足できる旨さですが、いくらや大根おろしと組み合わせ
ることで、味変に加え栄養もしっかりとれる定番の楽しみ方といえます。
烏賊下足串、鰻くりから串は表面をカリッと仕上げ旨味をしっかり閉じ込めて
おり、食感と味で満足できます。
■品川は何でも揃うゆえ選択肢が多く悩む
【東京】何でも揃う品川駅周辺で満喫できるグルメ【港区】
はいかがでしょうか。当初は違うコンセプトでお店を回ろうとしたものの、お店の
豊富なラインナップをみて方針を変えました。
(最初はクリスマスマーケットにフォーカスあてようとしましたが変更)
品川は世界における日本の玄関口としての役割を果たすため、大規模再開発の
真っ最中です。国際交流拠点としての交通インフラの強化、商業・ビジネスエリア
の発展が期待できます。全ての再開発プロジェクトが終える頃には2050年とかなり
先になります。遠い未来はともかく、品川駅だけなら2028年には再開発が終える
ようなので、いつの日か眺めてみたいものです。
■おせちだけじゃない。カニを筆頭にいい品あります
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