暑い。
暑いので、コメダ珈琲店でかき氷を食べることにしました。
しかも、これは休日のおやつではありません。
仕事がある日の昼ごはんです。
昼ごはんにかき氷。
文字にすると、かなり終わっています。
午後からも普通に仕事があるのに、昼休みにかき氷を食べるおっさん。
栄養とか、午後の集中力とか、そういうものを一旦すべて無視した行動です。
夏のコメダといえば、かき氷。
ただ、ここで問題になるのが、おっさんが一人でかき氷を注文するという行為です。
別に悪いことはしていません。
法律にも触れていません。
お金を払って、食べたいものを食べるだけです。
しかし、おっさん一人で喫茶店に入り、メニューを見て、店員さんに「かき氷ください」と言う。
これがなかなか恥ずかしい。
しかも今回、第一希望だった「黒蜜きなこのぜんざい氷」を注文したところ、品切れと言われました。
この時点で非常に恥ずかしい。
おっさんがかき氷を頼むだけでも恥ずかしいのに、そこに品切れのコミュニケーションまで発生する。
これはもう赤面ものです。
仕方なく、宇治抹茶氷の普通サイズ全部のせを注文しました。
「じゃあ宇治抹茶氷で。普通サイズで。全部のせで。」
おっさんの口から出る言葉として、なかなかかわいい。
そして同時に、昼ごはんとしてはかなり不安です。
ちなみにアサイーミックス氷もありましたが、アサイーはインスタ女子が食べるものという偏見があるため、今回は遠慮しました。
たぶんおいしいんでしょうけど。
目次
1.コメダ珈琲店のかき氷について
2.黒蜜きなこのぜんざい氷が品切れだった
3.仕事日の昼ごはんとして、かき氷は正しいのか
4.価格は1090円。氷に千円という恐ろしさ
5.今回はドリンクを頼まなかった
6.到着は約5分
7.普通サイズ全部のせが到着。でかすぎる
8.食べてみるとうまい。でも寒い
9.まとめ
1.コメダ珈琲店のかき氷について
コメダ珈琲店のかき氷は、夏の季節限定メニューです。
今回、本当は「黒蜜きなこのぜんざい氷」を食べるつもりでした。
黒蜜。
きなこ。
ぜんざい。
この並びは強いです。
おっさんの心に刺さる和の甘味です。
アサイーよりも、いちごよりも、抹茶よりも、私はきなこが食べたかった。
しかし、現実はそう甘くありません。
いや、甘いものを食べに来たのに、現実だけが甘くなかった。
2.黒蜜きなこのぜんざい氷が品切れだった
席に座り、メニューを見る。
かき氷のメニューは、なかなか華やかです。
おっさんが一人で見るには少し眩しい。
しかし、今日はもう心に決めています。
黒蜜きなこのぜんざい氷を食べる。
そう決めて、店員さんに注文しました。
すると、品切れとのこと。
この瞬間が一番恥ずかしい。
おっさん一人でかき氷を頼むだけなら、まだいい。
注文して終わりです。
しかし品切れとなると、そこから追加の会話が発生します。
「では、どうされますか?」という空気。
メニューを見直すおっさん。
かき氷を諦めるのか。
別の味にするのか。
そもそもこの年齢で、そこまでかき氷に執着している感じを出していいのか。
脳内会議が始まります。
ただ、ここで「じゃあコーヒーで」と逃げるのも負けた気がする。
せっかく恥ずかしさを乗り越えてかき氷を注文したのです。
ここまで来たら、引き返せません。
ということで、宇治抹茶氷の普通サイズ全部のせを注文しました。
人間とは、そういう生き物です。
3.仕事日の昼ごはんとして、かき氷は正しいのか
今回は仕事がある日の昼ごはんです。
普通、仕事日の昼ごはんといえば、定食、ラーメン、カレー、うどん、そば、コンビニ弁当あたりでしょう。
少なくとも、氷ではない。
氷は昼ごはんではありません。
冷静に考えれば分かります。
しかし、暑さというものは人間の判断力を鈍らせます。
外が暑い。
冷たいものが食べたい。
コメダにかき氷がある。
じゃあ昼ごはんはかき氷でいいか。
このようにして、人は少しずつ道を踏み外していきます。
しかも普通サイズ全部のせです。
昼ごはんとしての栄養バランスは完全に無視。
糖分と冷たさで午後を乗り切ろうとしている。
社会人としてはかなり危険な賭けです。
午後から会議があったらどうするのか。
資料を見ながら体の芯だけ冷えきっていたらどうするのか。
電話対応中に「寒い」と思っていたらどうするのか。
そんな不安を抱えながら、それでも私はかき氷を注文しました。
昼ごはんとして正しいかどうかではありません。
食べたいかどうかです。
大人になると、たまにこういう判断をしてしまう。
そして大体、あとで少し後悔します。
4.価格は1090円。氷に千円という恐ろしさ
今回注文したのは、宇治抹茶氷の普通サイズ全部のせ。
価格は1090円でした。
ミニサイズだと990円。
きっとサイズ的にはミニで十分なはずです。
というか、今なら断言できます。
ミニでよかった。
でも、注文時の私は100円だけの違いで小さい方を選ぶ勇気がありませんでした。
100円差なら普通サイズでいいか。
そう思ってしまった。
この判断が、後に自分の体温を奪うことになります。
おっさんにとって、かき氷といえば、赤・青・白のカップに入っているものです。
果汁0%の毒々しいシロップがかかっていて、先端が斜めになったストローみたいなスプーンで食べるあれです。
だいたい値段は200円くらい。
それが今回、氷に1090円。
恐ろしい時代になりました。
しかも、これは昼ごはんです。
昼ごはんに1090円。
内容は氷。
文字だけ見ると、かなり贅沢なのか、かなり間違っているのか分かりません。
普通に考えれば、1090円あればカツパンも視野に入ります。
むしろ仕事日の昼ごはんとしては、カツパンの方が圧倒的に正しい。
午後へのエネルギーになります。
でも私は、氷を選びました。
もちろん、ただの氷ではありません。
抹茶もかかっている。
練乳もある。
小倉餡もある。
ソフトクリームも乗っている。
分かってはいます。
分かってはいるのですが、やっぱり「昼ごはんに氷で1090円」という言葉の圧はすごい。
5.今回はドリンクを頼まなかった
普段、コメダに来ると、時期に合わせてホットかアイスのコーヒーを頼みます。
寒い時期ならホットコーヒー。
暑い時期ならアイスコーヒー。
コメダに来てコーヒーを頼む。
これはかなり自然な流れです。
しかし、今回はかき氷です。
かき氷と合わせるドリンクとは何なのか。
普段かき氷なんて食べないおっさんには分かりません。
アイスコーヒーなのか。
ホットコーヒーなのか。
それとも何も頼まないのか。
そもそも、かき氷自体がほぼ水みたいなものです。
氷を食べながら、さらにドリンクを飲む。
冷静に考えると、かなり水分です。
しかも、宇治抹茶氷の全部のせが1090円。
ここにコーヒーを付けると、水分だけで1500円を超えてしまいます。
水分に1500円。
これはなかなか勇気がいる。
仕事日の昼ごはんとしても、かなり攻めています。
午後から働くために、水分だけで1500円。
体には入っているのに、昼ごはんを食べた感じがしない可能性があります。
ということで、今回はかき氷単品で頼みました。
結果から言うと、温かい飲み物を頼むべきでした。
完全に判断を間違えました。
最初は「かき氷だけで十分やろ」と思っていました。
でも、食べ進めるほどに体が冷えていきます。
途中から、温かいお茶かホットコーヒーが欲しくて仕方ない。
かき氷に必要なのは、さらに冷たい飲み物ではありません。
体を現世に引き戻してくれる温かい飲み物です。
これは今回の大きな学びでした。
6.到着は約5分
注文から到着までは、だいたい5分くらいでした。
この待ち時間がまた少し恥ずかしい。
何を頼んだかは自分が一番よく分かっています。
もうすぐ、かき氷が来る。
しかも普通サイズ。
しかも全部のせ。
そしてドリンクなし。
さらにこれは昼ごはん。
おっさん一人のテーブルに、仕事日の昼ごはんとは思えない夏休みみたいなものがやって来る。
そう思いながら待っている時間は、なかなか落ち着きません。
周りは普通にコーヒーを飲んでいる。
パンを食べている。
会話をしている。
その中で私は、普通サイズ全部のせのかき氷を待っている。
この孤独な高揚感。
悪くない。
いや、ちょっと恥ずかしい。
7.普通サイズ全部のせが到着。でかすぎる
そして到着。
でかい。
でかすぎる。
私はよくコメダに来るので、コメダのサイズ感はある程度把握しているつもりです。
よく「コメダは何でも大きい」と言われます。
でも正直、フード系に関してはそこまででもないと思っています。
カツパンなどは大きいですが、全体的に見れば、ちょっとみんな大げさだなと感じることもあります。
しかし、かき氷は違いました。
これはでかい。
本当にでかい。
心の底から、レギュラーサイズを頼んだことを後悔しました。
目の前に置かれた宇治抹茶氷は、もはや一人用というより、何かの山です。
抹茶の山。
小倉餡の山。
ソフトクリームの山。
そして、その山と対峙するおっさん一人。
絵面としてはかなり面白い。
ただし、食べる本人は少し焦っています。
これを食べきって、何事もなかった顔で仕事に戻らないといけない。
このあと普通に午後の業務がある。
昼休みに山を食べて、午後は社会人に戻る。
なかなか過酷なスケジュールです。
8.食べてみるとうまい。でも寒い
食べないと始まらないので食べます。
うまい。
普段かき氷なんてほとんど食べませんが、子供の頃に食べていたものとは全然違います。
氷がふわふわしています。
昔のガリガリしたかき氷とは違い、口に入れるとすっと溶けます。
練乳がかかっているところは、しっかり甘い。
でも、抹茶シロップ自体はわりとあっさりしています。
甘すぎず、抹茶の香りもあって、思っていたより食べやすい。
ただ、練乳は表面にしかかかっていないので、食べ進めるほどに味はあっさりしていきます。
最初は甘くて楽しい。
途中から、だんだん氷との戦いになる。
小倉餡もおいしいです。
ソフトクリームもおいしい。
というか、ソフトクリームは普通に単品で食べるくらい乗っています。
バカみたいなボリュームです。
全部のせにした満足感はあります。
ありますが、同時に全部のせにした責任も発生します。
食べ始めの1/3くらいは、かなり楽しめました。
うまい。
冷たい。
夏だな。
そんな感じです。
しかし、そこから先は少し様子が変わります。
まだある。
全減らない。
そして、普通に寒い。
外は暑かったはずなのに、どんどん冷えていきます。
涼しいを通り越して寒い。
かき氷で季節が変わる。
目の前は夏なのに、体感は冬です。
ここでホットコーヒーを頼まなかったことを後悔しました。
アイスコーヒーではありません。
ホットです。
温かい飲み物で、体の芯を助けてあげるべきでした。
途中からは「うまい」よりも「寒い」が勝ってきます。
そして頭のどこかで考えます。
午後から仕事やぞ。
この状態で戻るのか。
お腹は氷でいっぱい。
でも昼ごはんを食べたというより、巨大な冷却作業を終えたような感覚です。
何事も限度があるなと思いました。
抹茶もおいしい。
小倉餡もおいしい。
ソフトクリームもおいしい。
でも、やっぱりきなこが食べたかった。
黒蜜きなこのぜんざい氷が品切れだったことを、最後まで少し引きずっていました。
9.まとめ
コメダ珈琲店の宇治抹茶氷、普通サイズ全部のせ。
味はおいしかったです。
氷はふわふわ。
抹茶はあっさり。
練乳、小倉餡、ソフトクリームの組み合わせも良い。
ただし、普通サイズ全部のせはでかすぎました。
体感的には、レギュラーサイズは間違いなくお取り分けサイズです。
6人くらいで分けても満足できるのではないかと思いました。
もちろん、これは少し大げさに言っています。
でも、食べている途中の私は本気でそう思っていました。
楽しみながら食べたのは、だいたい最初の1/3くらい。
あとは「まだあんのかよ」と思いながら食べていたような気がします。
そして食べ終わった後、普通に寒い。
さらに、食べ終わってから「カツパンとか食べたほうが良かったかも」と思ってしまいました。
これは休日のおやつなら、まだよかったかもしれません。
でも今回は、仕事日の昼ごはんです。
昼ごはんにかき氷を食べて、午後から仕事に戻る。
なかなか意味の分からない一日になりました。
この時点で、やっぱりかき氷はおじさんには向いていないのかもしれません。
いや、かき氷が悪いわけではありません。
宇治抹茶氷もおいしかった。
でも、おっさん一人で、仕事日の昼ごはんに、普通サイズ全部のせに挑むには、少し相手が大きすぎました。
そして、ドリンクを頼まなかったのも失敗でした。
かき氷には、温かい飲み物。
これは覚えておきたい。
次に食べるなら、絶対にミニサイズ。
そしてできれば、今度こそ黒蜜きなこのぜんざい氷を食べたい。
満足度:★★★☆☆
ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
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