【第18回】煮物も簡単♪ おつまみ三行革命 ロロンかぼちゃの鶏そぼろあんかけ

以前道楽さんから頂いたかぼちゃで作ったレシピ紹介がお盆スペシャルなどで後送りになっていました。せっかくなので南瓜についていろいろと調べてみました。

南瓜には様々な効能があるとされており

・疲労回復・免疫強化
・貧血・冷え性改善
・便秘・むくみの改善
・老化防止・美肌作り

等が知られています。

かぼちゃの栄養価は、炭水化物が多く、エネルギーは可食部100グラムg あたり西洋カボチャが91 kcal、日本カボチャで49 kcalで、野菜の中でもカロリーは高めです。
カボチャのエネルギー源は糖質で、葉物野菜の数倍にもなり、特にセイヨウカボチャは、果物に匹敵するほどの糖質を含んでいます。

β-カロテンをはじめ、抗酸化作用のあるビタミンC・ビタミンEが突出して多く含まれており、ビタミンB群、カリウム、食物繊維もバランス良く含まれて
いて、β-カロテンは、カロテノイドとよばれるカボチャの黄色い色素成分のひとつです。南瓜の黄色さはそこにあったんですね。


ビタミンA・C・Eは、俗に「ビタミンエース」(ビタミンACE)とよばれ、抗酸化作用によって活性酸素を取り除き、免疫機能を高める効果があると言われています。

ビタミンCは、俗に「美容ビタミン」とも呼ばれ、皮膚や粘膜を健康に保ち、皮膚のしわやシミを防ぐ効果があり、風邪の予防にもよいといわれています。

ビタミンEは、俗に「若返りのビタミン」ともいわれ、毛細血管の血流を促し、老化を防ぐ働きがあるといわれており、ミネラルではカリウムが豊富で、ナトリウムを体外へと排出する働きにより血圧を下げる作用があります。また食物繊維もかなり多く含まれるほうで、食後の糖質の吸収速度を遅くして、急激な血糖値の抑制する作用があり、血液中のコレステロールや中性脂肪を下げる働きもします。

栄養価の高さでは野菜の中でもトップクラスで、日本では昔から「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」といわれるほど群を抜いています。
カボチャ100gで、ビタミンA・C・Eの1日必要摂取量の約半分を摂ることができ、β-カロテンが多いニンジンと比べても、一度に量をとりやすいため、
栄養の供給源としては理想的な野菜とも言えます。

今日は「かぼちゃの鶏そぼろあんかけ」をご紹介したいと思います。

それではさっそくメニューの紹介です

材料(2~3人前)

ロロンかぼちゃ(普通のかぼちゃでも大丈夫) … 300g
鶏ひき肉(もも肉) … 50~80g
生姜 … 1/2かけ
サラダ油 … 少々

★南瓜煮汁
だし汁・・・150ml
醤油(あれば薄口) … 大さじ1
みりん … 大さじ1
砂糖 … 小さじ2

★鶏ひき肉あん用汁
だし汁・・・120ml
醤油(あれば薄口) … 大さじ1.5
みりん … 大さじ1
砂糖小さじ・・・1

 

★水溶き片栗粉
片栗粉 … 小さじ1
水 … 小さじ1

①かぼちゃは面取りして、大きめの一口サイズにカットして★南瓜煮汁で10分程度中~弱火で煮る ※煮方はワンポイント参照してください。

その他の材料はこんな感じ


②★鶏ひき肉あん用汁を煮立たせて、鶏ひき肉をほぐしながら炒めて、水溶き片栗粉でとろみをつける

③かぼちゃを器に盛り、鶏ひき肉あんと、薬味を添えて完成です。

ワンポイント

かぼちゃの煮方は煮汁にかぼちゃを入れて煮立ったら、火を弱火にしてアルミホイルなどで落し蓋して10分ぐらい煮るのが目安

7分ぐらいたったところで竹串で確認しながら、煮る時間を調整してください。本来ならアク取りとかあるかもしれませんが、手軽さを優先しています。

実食した嫁さんの感想

うわ~上品な味わい。とろりとした触感で中身はまだホクホク感もあっておいしい~

鶏ひき肉と生姜のコンビネーションも抜群だね。南瓜をよく引き立ててるな~


白がねぎもいい仕事をしているね。絶妙!!ロロンかぼちゃ、焼いて良し、煮て良しだね
ごちそうさまでしたm(__)m

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【参考】https://ja.wikipedia.org/wiki/カボチャ