■ごあいさつ
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『ただ』のぐでぐでです。
お仕事で6月末から落ち着いて暇になると言われ、お盆明けになって
もずっと忙しなく働き続けています。まるでハムスターが回し車で
延々と走り続けるかのごとく。
何事にも想定と異なることがあり得るので、事前の計画をしっかり
立てるか、トラブル時のバッファ(予備戦力)を有しておくのが
精神衛生上、好ましいでしょう。
ぐでぐでは公私ともに予備戦力を持つようにしています。トラブル
あった時の対処をするときにあるなしで心の在り方が大きく異なる
ためです。一方で、予備戦力を持てないケースがあるため、その時
は事前の計画を練って万全を期すようにしています。
計画は杜撰、戦力が足りず且つ予備戦力もないという状況では仕事
でも仕事以外でもロクでもない過程と結末を迎えるためです。
(そもそも選択の余地がないケースもあります)
あと、どれだけ時間に追われることがあっても睡眠時間は確保する
ように心掛けてください。
さて、今回は以前に函館を巡った記事の続きとなります。
五稜郭、函館山へ立ち寄った記事は別に書くと述べた後、しばらく
時間を空けていました。資料が揃ったのと8月を迎えたので、この
タイミングで残りの内容をご紹介いたします。
それでは、よろしくお願いいたします。
■五稜郭(五稜郭跡 五稜郭公園)
函館に限りませんが、初めて訪れるなら定番のスポットを巡るのが
無難です。五稜郭は国内に2つ存在し、もう1つは龍岡城(長野県)
です。函館の方が有名なのは、日本の歴史の重要な出来事として
授業で習うためでしょう。
戊辰戦争の中でも最後の『箱館戦争』(五稜郭の戦い)は新選組
副長として知られた土方歳三の最期の地でもあり、戊辰戦争の
最期の舞台であったため特に知られています。
今では公園として整備されて、桜の名所として有名観光地となって
います。五稜郭タワーからは五稜郭全体が見渡せますので、人気の
スポットになっています。
元々は奉行所として作られたものですが、完成して2年後に江戸幕府
が崩壊し、旧幕府軍に占拠されてその本拠地となりました。
西洋技術を取り入れた稜堡式の城郭として死角がなく反撃しやすい
構造としていましたが、当初の建設計画から予算の関係で半月堡
(小さな要塞)を5つから1つに削減されました。
五稜郭から一定の距離をとった周囲に7つの砲台を設けて五稜郭を
直接攻撃できないようにする構想もありましたが、一部の建設に
留まり不十分な状態で、戊辰戦争に突入することになりました。
■桜の名所としても
ソメイヨシノを中心に1,500本近くの桜の木があります。地元民と
観光客で大変な賑わいとなります。地上から楽しめる他、五稜郭
タワーからの眺めで、五稜郭の星形全体を見渡すことができます。
花見といえば4月のイメージですが、北海道では5月でも見ること
ができます。函館だと4月下旬から5月上旬が見頃となります。
■函館山の夜景
戦前は軍事施設があったため、半世紀近く一般人の立ち入りが
禁止されていました。
そのため貴重な生態系を守っていましたが、近年は植物の切り
取り被害が増えており、生態系の破壊が懸念されています。
さて、函館山で有名なものとして『夜景』が挙げられます。
美しい夜景を指す言葉で「100万ドルの夜景」というものがあり
ます。これは、神戸の六甲山から見た夜景の電気代が、当時の
レートで約100万ドルに相当したことに由来します。
なお、電気代は1ヶ月分で算出したようです。
この場所は国内国外問わず有名なようで、ロープウェイ乗り場
に到着だけで30分以上かかり、帰りは人が多過ぎで2時間以上の
待ちが発生したくらいです。
後でわかったことですが、一番混雑している時間帯で帰ろうと
していたため長時間待つことになったみたいです。
■函館ダイニング雅家 ベイエリア店
海産物卸問屋直営のお店で多彩な北海道の海の幸が味わえます。
店内を見ると地元客、観光客どちらもいる活気あるお店です。
そして、天井が高く広々とした空間はゆっくりとくつろぐのに
最適です。
・シーフードサラダ(ハーフ)
これでハーフサイズです。ハーフでもデカいと少し気後れする
ような量です。シーフードがたっぷりのサラダなので食べ応え
バッチリな品です。
・鮭の石狩漬け
石狩漬けは紅鮭の身を特製の麹に漬け込み、冷凍します。寄生
虫が死滅する‐20℃で24時間以上冷凍後にいただく北海道の
郷土料理です。今回は半解凍していただきますが、酒肴や珍味
として麹漬の風味が口いっぱいに広がります。
・ほたてのバター炒め
ほたてはバター、醤油などの乳製品と野菜を代表として多くの
食材と相性がよいです。バター醤油は香り、塩味のバランスを
整え、ホタテの旨味をより引き立ててくれます。日本酒がある
とさらに美味しくいただけます。
・かに甲羅グラタン
定番の一品です。かにとグラタンは相性がよいことが知られて
います。グラタンソースとかにが混ざり合うことでかにの旨味
を濃厚な味わいにしてくれます。甲羅を器とすることで豪華さ
も際立ちます。
・ずわいがに松前蒸し
松前蒸しは食材と出汁昆布を重ねて一緒に蒸すことで、昆布が
食材の旨味を引き立ててくれます。昆布とかにを組み合わせる
ことで、かにの甘さを引き立てて深みのある味わいになります。
こちらはかにをふんだんに使うことで高級感と贅沢さがより
印象付けされます。
・かにクリームコロッケ
これだけ野菜あるなら最初のシーフードサラダ(ハーフ)を頼
まなければよかったと思ってしまいました。
かにクリームコロッケはかにのほぐし身だらけで贅沢且つ密度
の濃い品です。
・函館風じゃがバター(塩辛付き)
思った以上に大きいじゃがいもです。
味付けとしてバター、塩辛で食べるものの飽きて来たので
塩やお通しの漬物と一緒に食べたりしました。
美味しいのは間違いないのでハーフサイズも欲しかったかな。
・はっかく刺身
脂のり抜群でコリコリした食感が特徴の白身です。北海道の
寒い海で育ち、身が引き締まるので脂の旨味を感じるととも
に、かすかな甘味もあります。
ぶつ切りにしたら断面が八角形なのではっかくと呼ばれます。
正式な名称はトクビレです。
■駅弁とラーメンを食べながら思い馳せる函館
【函館】函館観光の王道スポット~五稜郭・函館山を巡る
についていかがでしょうか。
五稜郭と函館山を昼夜で巡ると理想的でしたが、時間に限り
あるなら昼を五稜郭、夜を函館山とするのが王道でしょう。
黒船来航をきっかけに函館(箱館)へ欧米文化が入り、国際
都市へと変わる様、幕末の開始と最後のどちらでも名を刻む
この地へどうか足を運んでみてください。
歴史文化の観点でも食文化の観点でも高い満足度を味わえる
ことでしょう。
素晴らしい体験ができるものの、函館は気軽に立ち寄れる場所ではないので
興味はあるけど、遠方で行けないという方は花びし監修おせち
「絢華」「絢珠」「三宝」「百彩」を通じて思いを馳せてください。
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