一見さんお断り

こんにちは。
カタログ制作スタッフさいとうです。

11月に入り、だいぶ冷えるようになってきましたね。
冬支度として、こたつを準備しました。
皆さんは何か準備されましたか?

こたつに入って漫画を読んでいると、学生の頃の冬休みのような、懐かしい感覚を思い出しました。
真冬は、こたつから出られなくなるのでしょうね…(>-<)
読んでる漫画は今流行りの『鬼滅の刃』ではないのですが、、、
映画、観に行きたいです…!!

前置きはこの辺りにして;
先日京都円山料亭「東観荘」さんへ取材で行って来たのですが記事を書けていなかったので、
その時に聞いた話を少し書こうかと思います。
料亭について詳しい内容はこちらにスタッフ木谷の記事がございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

お伺いした中で、このようなお話がありました。
京都では「一見さんお断り」なんて言葉がよく使われますが、この言葉は初めて行くお店に予約もせず紹介者もいない状態でふらっと行ってしまうと、入店をお断りされてしまうという、ちょっと厳しいお言葉。

大体の方はこういった厳しい、怖いイメージをお持ちだと思うのですが、実は料亭さんの切実な思いがそこにはあったのです…!

掛け軸と生け花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一見さんお断り」

これは、急に来られたお客様に対して、お部屋の準備(掛け軸をかける、お花を生ける等)ができていない、食材も市場でその日に調達、旬の物を調理するので、前もって予約がないと準備ができておらず、きちんとおもてなしができない。
手が行き届いていない状態でお客様を迎え入れるのは失礼だという、おもてなしから来るものでした。

なので決して来てほしくないから断るのではないですよ、と店主さんは優しくおっしゃっておりました^^

こう聞くとなんだかほっこりした気持ちになりませんか?
もちろん料亭さんによって考え方はそれぞれあるかとは思いますが、この日は日本ならではのおもてなしの心を深く感じた取材となりました。

老舗料亭に行く機会はなかなかないので、大変勉強になりました。
行く時は前もって予約をして、マナーを守って行きたいですね。

 

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冬支度に、かにもいかがでしょうか?^^

ではまた!